[ﾋﾟﾉｷｵ/피노키오] 12話~2ﾐｮﾝ兄弟のﾁｰﾑﾜｰｸがﾁﾝｷﾞｮﾝをさまよわせるㅠ

'ﾋﾟﾉｷｵ' ｲｼﾞｮﾝｿｸ、ﾕﾝｷﾞｭﾝｻﾝ兄弟の復讐、ﾁﾝｷﾞｮﾝ没落開始
'ﾋﾟﾉｷｵ' のｲｼﾞｮﾝｿｸ、ﾕﾝｷﾞｭﾝｻﾝ兄弟のﾁｰﾑﾜｰｸがﾁﾝｷﾞｮﾝをさまよわせた。

12月18日放送されたSBS水木ﾄﾞﾗﾏ 'ﾋﾟﾉｷｵ' 12話で、ﾁｪﾀﾞﾙﾎﾟ (実名 ｷﾊﾐｮﾝ、ｲｼﾞｮﾝｿｸ) とｷｼﾞｪﾐｮﾝ (ﾕﾝｷﾞｭﾝｻﾝ) は、それぞれ違う方法で13年前、自分の家族をどん底に落としたｿﾝﾁｬｵｸ (ﾁﾝｷﾞｮﾝ) に復讐を敢行した。

ｼﾞｪﾐｮﾝはMSCでｱﾝｶｰ ﾁｬｵｸとの生放送のｲﾝﾀﾋﾞｭｰで、途中13年前の姿が含まれた映像を見て怒った。単独映像に調子に乗ったﾁｬｵｸは、ｼﾞｪﾐｮﾝに "このｲﾝﾀﾋﾞｭｰを覚えていますか?" と尋ね、ｼﾞｪﾐｮﾝは "一文字も漏れなく覚えています。ｿﾝ記者さんがどのようにそのｲﾝﾀﾋﾞｭｰを編集しろとおっしゃったのかも全部覚えています。当時ｿﾝ記者さんは、非難されてもお父さんが生きていれば良いと言ったその部分を使うのが良いとおっしゃいましたが、今日はその部分がないですね" と言って嘲笑を送ってﾁｬｵｸを当惑させた。

これに対してﾁｬｵｸは次の質問で処理しようとしたが、ｼﾞｪﾐｮﾝはより一層食い下がった。ｼﾞｪﾐｮﾝは "おもしろい。編集によって1人の人間が悪魔にもなったり英雄にもなることができるのは。そのような編集でｿﾝ記者さんは13年前、うちの父を悪魔にお作りになったんです" として、"今でも同じ過ちを犯していらっしゃいますね。記者さんは殺人者である僕を英雄にお作りになりました" と爆弾告白をした。

ﾁｬｵｸはより一層慌て、ｼﾞｪﾐｮﾝは "僕は人を殺しました。今YGNﾆｭｰｽを見れば、正しく知ることができます" と殺人者であることを明らかにした。

同じ時刻、YGNでは '国民の英雄 ｷｼﾞｪﾐｮﾝの2つの顔' が報道された。ｼﾞｪﾐｮﾝは先立ってﾀﾞﾙﾎﾟに自分が犯行を犯して、これを認めて自首した状況。ﾀﾞﾙﾎﾟはｼﾞｪﾐｮﾝに自首を要求してﾁｬｵｸと戦うと宣言し、これに対してｼﾞｪﾐｮﾝはﾀﾞﾙﾎﾟに自分の犯罪の事実を送ってこれを試し、ﾀﾞﾙﾎﾟがﾁｬｵｸと正々堂々と戦えるように自分は自首を選択して13年ぶりに見つけた実の弟 ﾀﾞﾙﾎﾟを応援した。

ﾀﾞﾙﾎﾟはﾚﾎﾟｰﾃｨﾝｸﾞ後、"YGNﾆｭｰｽ ｷﾊﾐｮﾝでした" と実際の名前でｶﾐﾝｸﾞｱｳﾄをして、本格的に 'ﾀﾞﾙﾎﾟ' でないｷﾎｻﾝの息子 'ﾊﾐｮﾝ' として復讐を予告した。同時にﾁｬｵｸの娘であり、自分が愛するﾁｪｲﾅ (ﾊﾟｸｼﾈ) との関係も整理、ﾁｪｺﾞﾝﾋﾟﾙ (ﾋﾞｮﾝﾋﾎﾞﾝ) の息子 ﾁｪﾀﾞﾙﾎﾟでないｷﾊﾐｮﾝとして生きることを願って家から出て、ｼﾞｪﾐｮﾝが住んでいた家に引っ越した。これはﾁｬｵｸを引きずり下ろすというｼﾞｪﾐｮﾝとの約束だけでなく、ｼﾞｪﾐｮﾝを殺人者に作ったという罪悪感まで加えてより一層切なさを与えた。

ｼﾞｪﾐｮﾝとﾀﾞﾙﾎﾟのある部屋は、'ｿﾝﾁｬｵｸ 編集操作の波紋' という記事の種になり、ﾁｬｵｸをますます押し倒した。ﾁｬｵｸはﾀﾞﾙﾎﾟに、"本名がｷﾊﾐｮﾝと言ったわね。だからこれまで私に刃を研いだのね。今やっと私に吠えていた言葉を全部理解したわ。自分の兄を告発しながらも私に一杯食わせたかったようだけどどう? 全く受け入れられなかったけど" と自身満々に言ったが、"ｲﾗｲﾗしているようですね。尋ねてもない質問に答えて、声もいつも通りでなく震えて。僕が恐くなりましたか? 　たとえそうだとしても気づかれないで下さい。簡単に崩れることもしないで下さい。つまらないですから" と言うﾀﾞﾙﾎﾟの言葉に目一杯怖気づいた表情だった。

ﾁｬｵｸに対する非難の世論はより一層強まった。ｱﾝｶｰ退陣要求と共に、ﾁｬｵｸの誤った報道でﾊﾞｽ会社と愛する家族を失って殺人者になったという市民も生じた。'ｿﾝﾁｬｵｸ誤報事件' を引き受けたﾀﾞﾙﾎﾟはﾁｬｵｸを訪ねて行き、"とても大変でしょう? 話にもならないﾃﾞﾏに振り回される状況" と言いながら、名誉毀損で告訴しろと言った。しかしﾁｬｵｸは、"ﾃﾞﾏにいちいち対応する必要はないわ" と言い、ﾀﾞﾙﾎﾟは "証明できますか? ﾃﾞﾏということを" と言って、13年前ﾁｬｵｸが自分に言ったその質問を同じように吐き出した。

ﾁｬｵｸは "証明することはできる" と言い、"どんな根拠で自殺だと判断したんですか?" というﾀﾞﾙﾎﾟの質問に "状況があったわ" と答えた。"死亡診断書を確認しましたか?" というﾀﾞﾙﾎﾟの言葉に、"遺族陳述もあった。遺書も確認したし..." と即答を避けた。これに対してﾀﾞﾙﾎﾟは続けて死亡診断書について言及し、結局ﾁｬｵｸは "確認する必要がなかった。それだけでも自殺という証拠が多かったから" と大声を張り上げた。執拗な問いに普段の落ち着きを失って言い放ったﾁｬｵｸの姿に、ﾀﾞﾙﾎﾟは笑みを浮かべてより一層痛快さをかもし出した。

兄弟の幻想的な復讐は緊張感を最高値に高め、それぞれ違う選択で醸し出した胸のﾋﾘﾋﾘする2人の兄弟の運命は閉塞感をﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄした。何より 'ﾋﾟﾉｷｵ' は、それまで一寸先を予想できない展開を見せてきたので、よどみない歩みで皆を凍らせてしまった '氷の魔女' ｿﾝﾁｬｵｸがますます崩れる姿を見せたが、兄弟にどんな反撃を加えるのか、どんな脱出口を探すのか気がかりを最高値に引き上げた。特に最高の没入度をﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄしたｲｼﾞｮﾝｿｸ、ﾕﾝｷﾞｭﾝｻﾝ、ﾁﾝｷﾞｮﾝをはじめとする 'ﾋﾟﾉｷｵ' の多くの俳優たちの熱演で、視聴者たちの賛辞があふれた。

( ﾆｭｰｽｴﾝ　ｲﾐﾝｼﾞ記者の記事を訳 )