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[ピノキオ/피노키오] 17話の復習.*゚

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ピノキオ17話-イジョンソクがチンギョンに要求した結者解之はなぜ重要なのか?
メディアが死亡した大韓民国で、メディアの価値が何なのかを考えさせるドラマ <ピノキオ> は、興味深く続いている。権力の口になって彼らが叫んでくれるままに詠じていたキレギというスカーレットレター、そのものすごいスカーレットレターを洗い落とす為の勝負の賭けが、キハミョンによって投げられた。




ソンチャオクに結者解之を要求するキハミョン、彼女は自らスカーレットレターを剥ぐことができるだろうか?



ソンチャオクとパクローサ会長がやりとりしたメールのメッセージを復元したイナとボムジョは、当惑するだけだった。13年前の事件を操作して隠した彼女たちが、まさに自分の母という事実を確認した瞬間、怒りが込み上げるのは当然だった。愛して尊敬した母が、自分たちの利益の為に無念の犠牲者を作り出したという事実をとうてい理解することができなかった。


イナとボムジョによって現れた過去のメールは、チャオクがどんな人物であったか明らかにしてくれる端緒になった。ソンチャオク記者が初めからキレギではなかったという事実が現れたからだ。彼女もやはり13年前、パクローサ会長と当時の部長のコネクションを確認して、イナのように怒った。


記者としての役割を果たす為に、彼女は無条件で全てのことを報道すると出た。自社の放送局で不可能ならば、他局に情報提供してもこの問題を解決するという意志を見せた。しかしこういう場合内部告発者になって、これ以上記者としての生活を過ごすことができないという事実がチャオクを留まらせた。自分の一生の夢だった記者としての人生を、下手をすると全て失うこともあり得るという事実が彼女を困らせた。



※結者解之…(結んだ者がそれを解くべきだの意から) 自分の過ちは自分で解決しなければならないということ。


ピノキオ17話1


成功した銀行員だった前夫 チェダルピョンは、頭取の不正をメディアに暴露して内部不正を正すことをやり遂げたが、代価は苛酷だった。内部暴露によって銀行の不正は正したが、同僚たちは彼を冷遇した。


内部告発者というスカーレットレターは、ダルピョンを銀行にこれ以上勤務できなくさせた。正しい事をしたが、内部告発をしたという理由だけでもスカーレットレターをつけて彼を透明人間扱いする状況で、ダルピョンはそれ以上耐えることができなかった。このような状況で、チャオクまで内部告発者で全てを失うことはできなかった。いくら正しいことだと言っても、後についてくる途方もない後日の暴風は、いっそ目をとじることが正しかったという確信を植え付けたからだ。


会長の不正に目を閉じて、世の中のすべての誤ちを追跡して報道する記者として残ってほしいという要求は甘くした。ここに会長は自分の力を集中して、ソンチャオク記者として成功できるすべての機会を与えるという約束もした。チャオクはそうやって悪魔と手を握り、徹底して会長が意図する通り、報道方向を定めて行った。そして無念の被害者を作り出し、その被害は過去のことでない13年が流れた現在、もう一度17人の死亡者を出す事故につながった。


チャオクが犠牲になって不正を暴露したとすれば、13年が流れた現在、17人の無念の犠牲者は出てくることはなかっただろう。そして当時、無念の犠牲者になって死ななければならなかったキハミョンの家族も作り出しはしなかっただろう。これらすべてのものは悪魔と手を握った瞬間、より一層強力に発芽し、そうやって芽生えた災難はもう一度数多くの犠牲者を出してしまった。


ピノキオ17話2


13年前のチャオクのように、イナもやはりこの事実を報道する為に努力する。キャップにもこの事件を報道してほしいと要求するが、自社の問題については彼らも違わなかった。他局のことだと思った時は、その誰より堂々としたジャーナリストの姿勢を見せたが、その問題が自分が勤務する放送局のことだと明らかにするやいなや、彼らはすぐに全てのことを諦める姿を見せた。


"犬が食われる時は、主を調べてみないで吠える時" という言葉でまとめたキャップの発言には、組織社会の限界が明確に表れていた。1つの家族の家長として責任を負わなければならない部分が、多くの状況で簡単に勇気を出しにくいのは事実だ。簡単に定義を話すが、その中に自分が存在するならば、決して簡単に出すことができる勇気ではないからだ。


内部告発者になれば、記者としての人生も終わりだという話を聞いた状況でも、イナは記者としての最後のプライドの為に全てを諦める。ハミョンにすべての資料を渡して、彼女は辞表を書いてMSCを出る。母のソン部長の引き止めにも関わらず、彼女は正社員になったその日、辞表で自分の意志を見せた。


イナが渡した資料を基に、YGNは事件を捜査し始める。正しくなされた報道を通じて不正を正すという意志は、どんな聖域もなしで続き始めた。しかし、偶然資料を渡したイナが辞表を書いたという話を聞いて、YGNのキャップ ギョドンはすべての取材を停止させた。'内部告発者' という自分の現在と未来まで全て諦める行為という点で、決して簡単に見ることができる問題ではないからだ。


どの社会にでも内部告発者は存在する。そしてそんな内部告発者によって組織は元気になる。しかし、内部告発をした者は、それ以上その組織と共にすることができないことが現実だ。腐敗した組織の患部をえぐる為に一番重要な役割をした内部告発者が、その患部と共に一緒に排除される現実の中で、'内部告発者' は決して容易な選択をすることができない。


ピノキオ17話3


このような点で、ハミョンがイナに再び会社に戻れとの要求は当然だった。そして先立って内部告発者の生活を過ごしたダルピョンも、やはり '内部告発' 自体を後悔することはないが、より持ち堪えることができないのが残念だったという言葉は、イナに違う選択をするようにさせた。


避けずにその中で問題を解決するというイナの決心と、全てのものを崩すことができる重要な資料をチャオクに渡すハミョンの姿から、<ピノキオ> の劇的な面白味を再び確認させた。13年前の自分の間違った選択で始まったこのものすごい現実を正す為には、結局チャオク本人が解決しなければならないというハミョンの提案は、<ピノキオ> の結末がどうなるのか予告している。全てを投げて母の実体を追跡するボムジョの選択も、やはりドラマの結末をより一層興味深くしている。


半切の絵をたたんで1つの絵として作るデカルコマニーが存在する。13年前の事件と現在の事件は、そうやってあたかも双子のように似ていた。13年前のレイヤーと現在のレイヤーが重なる瞬間、デカルコマニーの同じ絵でない、全く新しい形態の真実という絵が出てくることがあり得るという事実は興味深い。チャオクに渡した結者解之を、果たして彼女がどのように解いていくのか気がかりだ。


<ピノキオ> がすっきりした復讐戦をするように、ハミョンが出ずにチャオクに結者解之を要求したのは興味深い。キレギを選択した現実のメディアが正しく立つ為には、自らの関係者が問題解決の気持ちで正しく立たなければならないという強力なメッセージだからだ。










旦那さんが内部告発して会社を辞める。自分たちだけならまだしも、子供もいて路頭に迷うわけにはいかない…そんな苦渋の選択をしたのかな、チャオクは涙


今回はこれを読んで、色々な事情が蠢いてたんだと感じたよぷぷ

イナの将来を思って報道を止めさせたギョドン、いい仕事するやーんakn


さっ、これでスッキリ残り3話に突入できそうだsei





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