ﾊﾟｸｼﾈ、どんな配役を着てもｵｰﾀﾞｰﾒｲﾄﾞ型で消化する '卓越した' 能力
子役俳優から、代替不可能な女優に成長したﾊﾟｸｼﾈの活躍が目を引く。
ﾊﾟｸｼﾈは、去る15日放映終了されたSBS水木ﾄﾞﾗﾏ 'ﾋﾟﾉｷｵ' (脚本 ﾊﾟｸﾍﾘｮﾝ、演出 ﾁｮｽｳｫﾝ) で、去る20話の間、ﾋﾟﾉｷｵ症候群であるにも関わらず、最初に記者になったﾁｪｲﾅ役を熱演した。
ﾊﾟｸｼﾈは劇中、女子高生から未熟な社会部ｲﾝﾀｰﾝ記者で、真実と定義の重量感を持った '真の' ｼﾞｬｰﾅﾘｽﾄに成長するまでの過程を秀麗に表現した。
母に愛情を渇望する子供のような面目を持ったが、彼女が犯した誤ちを知った時は、ためらいなく "ｷﾚｷﾞ" と叫ぶ講壇があり、愛の前でも率直で堂々とした面目を見せるが、時にはおどけたように茶目っ気溢れる彼女は、時々刻々と変わる繊細な表情演技で視聴者たちを魅了させた。
先立って去る2003年、ﾄﾞﾗﾏ '天国の階段' でﾁｪｼﾞｳの子役で大衆に目で存在を知らせた彼女は、大きな目と切ない涙の演技でｷｬﾝﾃﾞｨ型ｷｬﾗｸﾀｰを刻印させた。そして以後、'美男<ｲｹﾒﾝ>ですね' を通じて可愛くて純真な男装演技と、'ﾉﾝﾈｹﾞﾊﾞﾈｯｿ' の溌刺とした音大生、'隣のｲｹﾒﾝ' で家にだけ閉じこもっているひきこもり等 多様なｷｬﾗｸﾀｰの変化で限界がない俳優に成長していった。
映画でも配役の比重に関係なく作品を選ぶ見識を見せ、特に昨年封切りした '7番房の奇跡' では、映画末尾、劇中殺人の寃罪を被って死刑になった6歳の知能を持った父 ﾖﾝｸﾞ (ﾘｭｽﾝﾘｮﾝ) の汚名を晴らす為に弁護士になって登場する大人のｲｪｽﾝ役でｼｰﾝｽﾃｨﾗｰの存在感を発揮したことがある。
短い瞬間でも断固として父を弁護して無罪判決を受けるとすぐに、それまでの佗びしさと安堵感に涙を流す姿を誇張されないように描き出したﾊﾟｸｼﾈは、観客の感情移入を極度に引き出した役割をした。
最近封切りした映画 '尚衣院' でも同じだ。綺麗な姿の韓服姿も綺麗なﾙｯｸｽで完璧な相性をかもし出しただけでなく、悲しみを大事に持ち続けた王妃の内面演技と、ﾊﾝｿｯｷｭ・ｺｽ・ﾕﾝﾖﾝｿｸ等の俳優たちが流れを捉えた映画で、唯一の女優としての存在感を刻印させた。特に映画の末尾、王妃と王が初めてであり最後に対面するｼｰﾝで、ﾊﾟｸｼﾈの表情演技は分量とは関係ない圧倒的な存在感を発揮した。
このように比重と配役を離れて、自分にｵｰﾀﾞｰﾒｲﾄﾞ型ｷｬﾗｸﾀｰを作り出すﾊﾟｸｼﾈは、ｽﾀｰ性と演技力などすべての面で代替不可能な20代女優に成長して、'子役俳優の良く育った例' の標本を確立した。
( TVﾃﾞｲﾘｰ ﾊﾝｲｪｼﾞ記者の記事を訳 )
『ﾋﾟﾉｷｵ』 が終わって、たぶんこういう好評な記事がどんどん上がってくるんじゃないかと思うわ