昨日上げたジョンソクのガッツリインタビューの続きをやってみたよ
イジョンソク、"僕が記者だったら、そんな質問できなかったよ"
インタビュー1編から続く。
彼は 'シュレーティンガーの猫' のように、見知らぬ人の注目に耐えることができずに、熱くなる耳をどうしていいかわからずにもカメラの前では数多くの視線が自分を見守っているということをすっかり忘れてしまて、何日も家の中で外出せずに過ごしながらも、一番華麗な姿で熱いスポットライトの下に立つ人だ。今彼は、全てのものが絡まった不思議な国を探険した童話 <不思議の国のアリス> の中のアリスと同じだ。俳優であり、大衆スターのイジョンソクとしては、このように両極端を行き来して自らを正しく把握できなくすることが、この上ない魅力であるのかもしれない。
しかし、いつまでも童話の世界だけで生きていくことはできない。アリスが結局夢から覚めて家に帰ったように、イジョンソクに今最も重要なことは、その両極端の間で足をつけてバランスを取ることだ。幸いなのは、この言葉にイジョンソクもまた大きく首を縦に振ったという点だ。"まだあまり大きくないようだ" と笑いの混ざった愚痴を並べながらも、イジョンソクはゆっくり大人になる道を歩いている。だからできることは望むことしかない。今のこの悩みが、イジョンソクの成長に良い肥になってくれることを。
"演技で感情消耗してみたら、'老いる' という感を持つことも"
-今までの話を聞いてみると、その途方もないという愛嬌の理由も推し量れる。誰かに誤解を受けたくなくて、愛された買ったのかと思う。
"'世の中を生きる為の方法で愛嬌を習った' という言葉がぴったり合うと思います。僕は僕が愛嬌があるかもしれなかった。何の為に体得したのかもまだよくわからない。ファンたちにもそうです。本当に1人1人、みんなに有難いです。僕は自ら何でもないと思いますが、そんな僕を好きになって下さってどれだけ有難いか。でも (数が) 多くなって、1人1人の目を合わせれずに記憶できなくなることが多くなって、すると明らかに会ったのに、過ぎ去ることになることが起こりましたよ。すると次回そのファンたちに 'あの時寂しかった' という言葉を聞いて。それでジレンマが来ます。'僕がどのようにしなければならないだろう?' って…"
-このように他の人々の視線に気を遣う人が、最も多い視線を受ける俳優という職業を選んだとのことも興味深い。今もまた、耳が赤くなったじゃないの(笑)
"'この人が僕をどう思うだろうか' という気になります。ところが、演技をする時はまた大丈夫なんです。演技が今、唯一おもしろいと思うことでもあります。特に僕は思い出せませんが、(演技して) ものすごく没頭する時があります。<学校2013> でも <君の声が聞こえる> の時さえも、いつも演技の技術的な部分だけ考えたましが、<ドクター異邦人> の時からは、完全にそのキャラクターの感情で人物を扱うことになったと思います。そうするうちに、もうモニターも特に考えずに気楽に思いました。以前は、あくせく(執拗に)短所を補完する為に、モニタリングモニターをしたとすれば、今は 'あっ、あれはちょっと変だったなぁ' と言う程度です"
<その2> につづく