'ドクターズ' キムヨンエの死で覚醒したパクシネ、本格 '医学ドラマ' の幕上がった…医師で華麗な帰還
◆'ドクターズ' 3話あらすじ
いよいよ 'ドクターズ' が青春ロマンスドラマという汚名を脱いで、本格的な '医学ドラマ’の幕を上げた。
この日の放送では、ユヘジョン (パクシネ) が高校生最後のエピソードである '放火事件’とタターニングポイントになった '祖母の医療事故死亡事件’を経た以後の13年後、国一病院フェローになった姿が描かれた。
ヘジョンは先立って高校時代、ホンジホン (キムレウォン) を好きだという理由で、自分を嫉妬したチンソウ (イソンギョン)の謀略で放火事件に巻き込まれ、退学になって少年院に行く危機に瀕した。しかし、友達のチョンスニ (ムンジイン) が自分のミスで火事が起こったものと自首して該当事件は一段落された。
しかし、10代のヘジョンに起きた不幸はここで終わりではなかった。ヘジョンは胃癌に罹った祖母 カンマルスン (キムヨンエ) をソウの父 チンミョンフン (オムヒョソプ) の医療事故によって失い、好きだった先生 ジホンにもさよならを告げた。
このような事件で10代が過ぎ、13年の時間が流れた後ヘジョンは医師の道に挑戦、国一病院に新しいフェローで入ってきて、'金のスプーン' のソウと並んで手術台に立った。
◆名場面名セリフ
* ジホンを好きな稚気の幼い気持ちで、ヘジョンとスニがわざと放火事件を起こしたのではなく偶然の事故で起きたことを知るが、真実を沈黙したソウ。ソウは自分を訪ねて病院に来たジホンに、相変らず分別がない言葉で愛を渇望する。しかしジホンはこんなソウの分別のない行動に反応せずに、物静かな口調でソウの気持ちを断る。
ソウ : "先生が好きでした。尊敬しました。先生がいたから学校に行く甲斐もありました。どうして私を失望させたんですか? どうして私じゃダメなんですか? ヘジョンは良くて私はダメなんですか? どうしてヘジョンが好きで私は嫌いなんですか?"
ジホン : "君は自分が可愛くて頭が良いことは知っているだろ? ゆっくり休んで早く良くなれ。体も心も"
* ヘジョンが放火事件に巻き込まれて留置場にいるという知らせを聞いて、深夜留置場に訪ねてきたジホン。しかしヘジョンは自分の為にジホンが不利益を受けて学校に辞表まで出したという事実を聞いて、自分を心配するジホンの行く末を心配して、彼と距離を置く為にさよならを告げる。
ジホン : "先生と生徒、女と男。私たちの社会で問題が生じた時、誰がより不利益を被る?"
ヘジョン : "ところでどうして、私は先生がもっと心配になるのでしょうか? 先生、これまでありがとうございました。今日がなぜか先生にお目にかかる最後だと思いますので。もう面会に来ないでください。先生と私は会わないのが良いです"
* スニは自分のミスで火事が起こったという事実を知ったが、校長である父の頑強な反対で自首に失敗した。しかし、結局ヘジョンの為にスニはすべてのことが自分の為に広がったものと自首し、留置場から出るヘジョンと会ったスニは涙の会話をして胸がつまるようにさせた。
ヘジョン : "やめて。あんたはここで耐えれないわ。この子を出してください。この子はダメです。私がソウ呼んでくれって言って、それで手伝ってくれてセッティングしてくれただけなんです。やめて。今からでもあんたがしたんじゃないって言って。元々私が運が悪い女だから起きたことなんだから"
スニ : "私はあんたを置いて逃げなかった。それだけおぼえておいてちょうだい"
* スニが自分に代わって自首をした以後、わざわざ自分たちが火をつけたことでなく事故による火災だったとの事実を証明するために、ヘジョンはソウが入院している病院に訪ねて行った。ヘジョンはソウに真実を言うことを頼んだが、ソウはジホンとの関係に対するジェラシー、ヘジョンに対する憎しみで真実を黙認した。
ヘジョン : "事故よ。あんたがありのまま話してくれれば、誰も傷つかずに終わることができるのよ"
ソウ : "核心は君が私をそこに呼んだということよ。私をそこに呼んだということは、私を害する意図があったということよ。火をつけたことと同じことじゃない"
ヘジョン : "どうしてそうなの。私たち仲良かったじゃない。あんたが勉強も教えてくれて"
ソウ : "むかつくの。あんた見ただけで。私もどうしてそうかわからないわ。むかつくんだって、私に"
ヘジョン : "私はどうしたらいいの? もの乞いでもしなきゃいけないの? 効果ないけど"
ソウ : "効果あるかないか、してみなきゃわからないでしょ。 (ヘジョンがひざまずく) もうわかったでしょ。効果ないわ"
◆観覧ポイント
マルスンの胃癌手術をしながら電話をするなど安易な姿を見せたミョンフンは、結局血管を誤った取り扱いをして出血多量を起こす医療事故を出してしまう。この事故で、結局マルスンは死亡したが、手術を終えて手術室から出るミョンフンはあまりにも平気な姿で当惑感を呼び起こした。
"申し訳ない" という言葉の代わりに "最善を尽くしましたが良くならなかった。言葉の通り良くならなかった。大人たちと葬儀の準備をした方が良いと思います" と話すミョンフンの姿は、ややもするとサイコパスではないかという疑問まで持つようにするほど現実性のない姿で、あきれるということをかもし出した。
その上手術を終えた後平気な姿で家族の集まりに参加して、一抹の動揺なく食事をしたミョンフン家族の姿も、やはり医療事故を大したことに思わないミョンフンの悪漢の姿を見せようと演出したシーンであるようだったが、とても過度に毅然とした姿で当惑感を感じさせた。
また13年後、医者になって国一病院で応急室診療を見たヘジョンは、10人は優に超えた図体の良い暴力団組員を1人の手で制圧する姿もやはり現実感ない姿で失笑を買った。
しかし多少過剰なこのような設定にも、引き続き新しく登場する人物の間の堅いストーリーで、'ドクターズ' の次の話に対する視聴者たちの期待感は高まっている。'ジャンル物' という特殊性は他のドラマよりも '現実感’が重要なだけ、過剰な設定よりは皆が共感できる設定で歴代級ドラマを作るのを見届けてみたい。
( スターソウルTV ホンヘミン記者の記事を訳 )
この記事いいなぁと妙に感心したよ
ソウの家族、ヘジョンの実父と継母...腹の立つ人たちも多い中、スニのような無邪気な子がいて救われた
かなり私の感情が入った会話分なのであしからず…
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[ドクターズ] 3話~マルスンの死で覚醒したヘジョン、本格 '医学ドラマ' の幕上がった
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