[ﾄﾞｸﾀｰｽﾞ] 12話の復習③

ｷﾑﾚｳｫﾝとﾊﾟｸｼﾈのｷｽより甘かったﾊﾞｯｸﾊｸﾞ、ﾊﾝﾍｼﾞﾝの歴代級目つきの演技
時には恋人のﾊﾞｯｸﾊｸﾞが、甘いｷｽよりさらにｼﾞｰﾝとするように近づくこともあり得る。ｼﾞﾎﾝとﾍｼﾞｮﾝが堅固に1つになる過程は、1回のｷｽとさらに甘かったﾊﾞｯｸﾊｸﾞだけでも十分だった。また、特別出演したﾊﾝﾍｼﾞﾝの目つきの演技は、それだけでも十分に魅力的であり得ることをよく見せてくれた。

歴代級目つきの演技ﾊﾝﾍｼﾞﾝ;
ｼﾞｰﾝとしたｷﾑﾚｳｫﾝとﾊﾟｸｼﾈのｷｽ、これよりもっとうっとりしたﾊﾞｯｸﾊｸﾞ

ｼﾞﾎﾝの父であるﾄﾞｩｼｸが突然死亡して、ｸﾞｸｲﾙ病院には大きな変化がおきた。彼の死は、ﾁﾝｿﾝｼﾞｮﾝを理事長にする理由になった。2人一緒にｸﾞｸｲﾙ病院を作ったという点で、ﾄﾞｩｼｸの不在はｿﾝｼﾞｮﾝの時代にする理由になる。

父の死亡後、周辺を整理する為にｱﾒﾘｶに発ったｼﾞﾎﾝ。3週間という時間がかかったｼﾞﾎﾝの不在はﾍｼﾞｮﾝを不安にさせた。誰かをまともに愛してみたこともその過程を経験したこともないﾍｼﾞｮﾝは、どうすべきかわからなかった。こんなﾍｼﾞｮﾝの行動を見て苦しいのはﾕﾝﾄﾞだった。

3週間ｱﾒﾘｶにいるｼﾞﾎﾝに電話を一度もせずに、1人で良いことと考えるﾍｼﾞｮﾝ。それも足りずに1人でいたがりそうだと言うﾍｼﾞｮﾝの返事に、'恋愛初心者' と定義した。相手の男が何を望むかもわからないﾍｼﾞｮﾝに、ｼﾞﾎﾝの心の中に入っていかなければならないと忠告するﾕﾝﾄﾞの真心だった。

ｼﾞﾎﾝは帰ってきたが、相変らずよそよそしい。ｼﾞﾎﾝもやはり、誰かを本当に愛したのは初めてだ。そしてその相手にどうすれば自分の真心が伝えられるのかわからない。生涯を生きて、誰かに自分の心を見せたこともない。そんな彼に、ﾍｼﾞｮﾝは "変わらなければならない" と言う。

ｼﾞﾎﾝとﾍｼﾞｮﾝが3週ぶりに再会することになったが、相変らずぎこちない。不器用でさらにﾊﾞｶな彼らの愛は、それしか方法がなかった。相手の心を読んであげて、抱きしめてあげる役割をすることができない彼らの行動は誤解も呼ぶこともあり得て、外面を受けることもあり得る姿だからだ。

脳手術を受けたﾁｮｽｼﾞは相変らず大きな変化がない。しかし、彼女は無言の方式で、相手に自分の意志を伝達するために努力していた。そして彼女の心の中の声は強く病室を響かせた。"あの男は私の夫ではありません" というｽｼﾞの叫びは特別に近づいた。

誰もが思いやりがあって愛がいっぱいな夫だと考えた者は、夫ではなかったのだ。残忍なｽﾄｰｶｰである彼は、自分の愛を受け入れてもらえないという理由で、彼女を現在の状態にした犯罪者だ。彼女を持つ為には、そうやって一生病室に横になっていても関係ないというｽﾄｰｶｰに、彼女はただの人形と違わない存在であるだけだった。

ｸﾞｸｲﾙ病院は、ｼﾞﾎﾝの父の死でﾁﾝ父子のものになった。この状況で院長であるﾐｮﾝﾌﾝは、ｼﾞﾎﾝにうまくやろうと提案する。優れた能力を持つｼﾞﾎﾝは、ﾐｮﾝﾌﾝも重要だからだ。しかし、13年前のｶﾝﾏﾙｽﾝ患者の手術についての言及は負担になる。ﾍｼﾞｮﾝも自分の過去を掘って通っている状況で、ﾐｮﾝﾌﾝはその事件が大きな問題で近づくが、2人の人材を持ちたいのも事実だ。

信頼と信頼が土台にならなければ良い関係が構築されることができないというｼﾞﾎﾝの言葉は、<ﾄﾞｸﾀｰｽﾞ> で構築された関係の全てのことだ。ｲﾝｼﾞｭはﾍｼﾞｮﾝに13年ぶりに謝った。過去幼い心に稚気に満ちた行動をしたとして謝るｲﾝｼﾞｭを、ﾍｼﾞｮﾝはｸｰﾙに受け入れた。

酒に酔ったｲﾝｼﾞｭを送って行ってあげる為に、ｸﾞｸｲﾙ病院の医師が居住する家に向かい、そこでﾍｼﾞｮﾝはｼﾞﾎﾝと向き合う。帰りますと言うと、そうしろとのｼﾞﾎﾝが憎いﾍｼﾞｮﾝ。相変らず相手をどのように相手にしなければならないのか、ぎこちなくて下手なだけの彼らは、そうやって少しずつお互いを見せ始めた。

"ごめんなさい。悲しみを慰める方法を知らないんです" というﾍｼﾞｮﾝは、祖母が亡くなった時も1人で悲しんだと言う。そんなﾍｼﾞｮﾝの姿をｼﾞﾎﾝは理解することができた。ｼﾞﾎﾝもやはりﾍｼﾞｮﾝと違わなかったからだ。率直に自分の気持ちを打ち明け始めて、2人はさらに少し近づき始めた。

"待つということが愛する女性に対する最も積極的な行動" というｼﾞﾎﾝの心は、彼が持つことができる最善だった。過去、行動が先にだった自分が変わり始めたことを自ら悟っていた。こんな変化の中で、彼らは本当に初めてｷｽを交わした。雨の中で踊って突然続いたｷｽは、ｼﾞﾎﾝの一方的な行動だったとしたら、今回は違った。

UFOｷｬｯﾁｬｰの上に座ったﾍｼﾞｮﾝは、積極的にｼﾞﾎﾝがｷｽをするように誘導し、そうやって2人はお互いの心を少しずつさらにわかり始めた状態で、お互いが願った初めてｷｽを交わした。一般的でない経験を共有している似た気質の2人は、そうやって本当の恋人になっていった。

愛を始めてｼﾞﾎﾝの目はより一層明確に近づいた。ｽｼﾞ患者を見回したｼﾞﾎﾝは、彼女の悲しみを目を通して眺めた。涙がいっぱいで悲しみを抱いた彼女のまなざしを通じて状況が変だと確信したｼﾞﾎﾝは、夫を離しておいて患者を探り始めた。

検査を理由に患者がどんな話をしたいのかまばたきの数で確認したｼﾞﾎﾝは、'加害者' という単語を知ることになる。夫だという者が、まさに彼女を患者にした加害者という事実を知って直ちに行動に移す。

毎日訪ねてきて愛を渇望した男をこれ以上避けることができずに数ヶ月間会ったが、執着がひどすぎるこの男を近づけることにはならなかった。自分の愛を受け入れないので、この男は女を所有する為に傷つけ、そうやって頼る人が必要な患者になった彼女を全部占めていた。しかし、連絡を受けて訪ねてきたｽｼﾞ患者の両親が登場するとすぐに逃げた彼は、こっそりと隠れてやって来て彼女を殺そうとした。

自分が持つことができないならば殺してしまいたい、そのもごい行動は愛でない。ただの執着が作り出した我執だけのことだ。相手が願わない愛が絶対愛であるはずがないからだ。この事件は結局、ｼﾞﾎﾝとﾍｼﾞｮﾝに愛というものが何なのかについてもう一度考えさせた。

"ﾊﾞｯｸﾊｸﾞは何かｼﾞｰﾝとすることを与える。後ろから誰かが自分をぴったり支えて、自分の人生を支持する感じ。この感じは、恋人が与えてくれることができる最も大きな喜びだ"

お互いを配慮して譲歩しなければ、愛という感情はややもすると犯罪になり得るということだ。ﾍｼﾞｮﾝを家まで送ってあげて背を向けるｼﾞﾎﾝ。そんな彼に向かって走って行って抱きつくﾍｼﾞｮﾝは、こちんこちんに縛っておいた心を開き始めた。不安定だった男女は、そうやってお互いを頼る愛を始めた。

ｷｽの甘さよりﾊﾞｯｸﾊｸﾞがさらに特別に近づいたのは、まさにこのような理由のためだろう。心強い味方ができたように感じられるようにするﾊﾞｯｸﾊｸﾞの堅固なことは、彼らがすでに真の恋人になったことを見せてくれる明確な証拠だ。ｽｼﾞ患者を通じて、愛とは何なのかをもう一度悟ることになった2人の愛はもう開始だ。

特別出演したﾊﾝﾍｼﾞﾝは、目つきだけでも演技が十分だという事実をよく見せてくれた。百語の言葉よりさらに強烈だったその目つきは、なぜ彼女がすごいのかをよく見せてくれた。ｷﾑﾚｳｫﾝとﾊﾟｸｼﾈの愛が本格的に始まり、彼らの公共の敵に対する復讐も始まった。

医療民営化を前面に出して営利病院にだけ執着する存在と、医療は金儲けでない生命を生かす高貴な行為だと信じる医師たちの対決は、すでの始めようとしている。医術もやはり愛が土台になって、そうやって始まらなければならないという事実を、<ﾄﾞｸﾀｰｽﾞ> はｼﾞﾎﾝとﾍｼﾞｮﾝの愛を通じてよく見せている。お金でない愛が、まもなく医療行為の基本になるということだ。

あまりにｷｭﾝｷｭﾝな12話だったから、ｼﾞﾎﾝの独白やﾅﾚｰｼｮﾝなんかは右から左で、ただ画面に釘付けだったので、この記事のおかげで納得 sei