[ﾄﾞｸﾀｰｽﾞ] 17話の復習②

ｶﾞﾝｽ、視力損傷の危険抱いて手術台 "俺の人生はなんでこのように難しいんだろう"

◆ 'ﾄﾞｸﾀｰｽﾞ' 17話あらすじ

ﾁｪｶﾞﾝｽ、視力失って医師生命終わることがあり得るという不安感抱いて手術台に上がった

'ﾄﾞｸﾀｰｽﾞ' 17話で、ﾕﾍｼﾞｮﾝ (ﾊﾟｸｼﾈ) はVIPの緊急手術の件の責任を問うと懲戒委員会に回付され、1ヶ月の停職という懲戒を受けることになる。

自分の頭痛と不安定な状態の原因が髄膜種という事実を知ることになったﾁｪｶﾞﾝｽ (ｷﾑﾐﾝｿｸ) は、これを隠したまま引き続き病院で勤めるが、次第に進行する病状に業務失敗を犯すのが常。これに対して、ｶﾝｷﾞｮﾝｼﾞｭﾝ (ｷﾑ ｶﾞﾝﾋｮﾝ) はｶﾞﾝｽを厳しく諫めるが、これに対してｶｯとしたｶﾞﾝｽもやはりｷﾞｮﾝｼﾞｭﾝに初めて大きな声を出して反論する。ｷﾞｮﾝｼﾞｭﾝとの言い争いの後に背を向けたｶﾞﾝｽは、突然の発作を起こして病院の床に倒れ、これを目撃したﾁｮﾝﾕﾝﾄﾞ (ﾕﾝｷﾞｭﾝｻﾝ) とｷﾞｮﾝｼﾞｭﾝは、検査を通じてｶﾞﾝｽの異常行動の原因が髄膜種という事実を知ることになる。

引き続き、ｸﾞｸｲﾙ病院医療ｽﾀｯﾌたちはｶﾞﾝｽの手術計画を一瀉千里で進めて、ｶﾞﾝｽは髄膜種の手術中に視力が損傷するならば神経外科医としてこれ以上生きていくことができないこともあり得るという事実に絶望する。しかしこれ以上手術を先送りすることができなかったｶﾞﾝｽは、結局ﾎﾝｼﾞﾎﾝ (ｷﾑﾚｳｫﾝ) を自分の手術担当医に選択して、長々12時間にわたる手術に入る。

一方ｷﾑﾁﾋｮﾝとの取り引きに成功して、ｶﾝﾏﾙｽﾝ (ｷﾑﾖﾝｴ) の手術当時の麻酔記録誌を手に入れたｼﾞﾎﾝは、これをﾍｼﾞｮﾝに伝えてﾍｼﾞｮﾝはﾁﾝﾐｮﾝﾌﾝ (ｵﾑﾋｮｿﾌﾟ) の有罪を立証することができるという確信を持ってﾐｮﾝﾌﾝを訪ねる。

しかしﾐｮﾝﾌﾝは、ﾍｼﾞｮﾝが持ってきた麻酔記録誌にも全く動じず、かえって "最善はすべて尽くしたが、失敗はした" という自分の合理化をしながら、厚かましい姿で一貫する。これに怒ったﾍｼﾞｮﾝは、ﾐｮﾝﾌﾝに法的対応をする為の方法を色々調べたり探してみたりしたが、控訴時効が過ぎた祖母の死亡の件は、ﾐｮﾝﾌﾝに何の法的影響を及ぼすこともできないということを知って絶望する。



◆ 名場面 & 名ｾﾘﾌ


#1. 髄膜種を隠してきたｶﾞﾝｽ、結局ﾕﾝﾄﾞ - ｷﾞｮﾝｼﾞｭﾝの前で発作

ｶﾞﾝｽ : "教授、全部僕のﾐｽです。ｷﾞｮﾝｼﾞｭﾝ兄さんは間違ってないです"

ｷﾞｮﾝｼﾞｭﾝ : "お前は黙っていろ、こいつ。教授がおっしゃってる時にお前が何で口を挟むんだ。お前がこうだから、俺が非難されるんだ。俺が何かそんなに間違ったか、お前らに。どこにいたんだ? ｺｰﾙを何で受けないんだ?"

ｶﾞﾝｽ : "ｷﾑｽｷﾞｮﾝ患者のCT撮って来たんだけど"

ｷﾞｮﾝｼﾞｭﾝ : "それを何でもう撮るんだ? どうやったらちょっと前に言ったことを聞いて変わることがないんだ? お前それでも医者か? 何で言葉がないんだ。きちんとした返事を何でしないんだ。こんなことなら辞めてしまえ。ﾕ先生、お前の為に停職受けたんだ。一体これからさらに何人に被害をもたらすんだ?"

ｶﾞﾝｽ : "やめてくれ、ちょっと。申し訳なかったって。そうでなくとも申し訳なくてどんな言葉も言えないのに。ここで俺が何て言ったら"



#2. ｼﾞﾎﾝとの熱愛の事実を知りながらもますます大きくなっていくﾍｼﾞｮﾝに対する気持ちを告白するﾕﾝﾄﾞ

ﾊﾟﾗﾝ : "どうする、ｼﾞﾎﾝが恋人を好きになったのか?"

ﾕﾝﾄﾞ : "そうだ"
ﾊﾟﾗﾝ : "おい、他の女と会え。この叔父さんが知ってる子を総動員して、一番美しい子で合ｺﾝさせてやるよ"
ﾕﾝﾄﾞ : "嫌だ。こうやって良い感情持つのはいつぶりだろう?"
ﾊﾟﾗﾝ : "そう言えば、愛する感情が簡単にくるんじゃないだろう。どの程度だ?"

ﾕﾝﾄﾞ : "叔父さん、俺が政治することどれだけ嫌がるのか知ってるだろ? ところが、その女の為に病院の理事会というのに入りたくなった"

ﾊﾟﾗﾝ : "どうして?"
ﾕﾝﾄﾞ : "二度と懲戒のようなのを受けさせたくないから"
ﾊﾟﾗﾝ : "ｼﾞﾎﾝが緊張しなければならない?"



#3. 髄膜種の為に大変なｶﾞﾝｽの手術を控えて、心が不便なｷﾞｮﾝｼﾞｭﾝ

ｶﾞﾝｽ : "ﾁｰﾌ、何で僕を避けるんですか?"
ｷﾞｮﾝｼﾞｭﾝ : "避けるって、誰が避けてるんだ?"
ｶﾞﾝｽ : "俺が目覚めた時もいなかったじゃないですか?"
ｷﾞｮﾝｼﾞｭﾝ : "悪かった。俺がお前の頭をたくさん殴ったじゃないか?"
ｶﾞﾝｽ : "一般人のように、ほらそうして下さい、医師が"



#4. ｶﾝﾏﾙｽﾝの麻酔記録誌を持って訪ねてきたﾍｼﾞｮﾝに厚かましい反応で一貫するﾐｮﾝﾌﾝ

ﾍｼﾞｮﾝ : "13年前に院長がおっしゃいました。最善を尽くさなかったということを明らかにするならば、私のやり方で罰を受けるとおっしゃいました"

ﾐｮﾝﾌﾝ : "それで。いや、だから?"
ﾍｼﾞｮﾝ : "証拠です"
ﾐｮﾝﾌﾝ : "これで私が最善を尽くさなかったということをどのように証明するということですか?"

ﾍｼﾞｮﾝ : "腹腔鏡手術。うちの祖母に説明されましたか? お腹を開くと言って、新しい手術法に対する話はなかったです"

ﾐｮﾝﾌﾝ : "腹腔鏡手術はお腹を開かないでするので、患者に負担が少ない最高の手術です。その当時最善の選択でした"

ﾍｼﾞｮﾝ : "保険適用できないから、お金の為にしたのではなくて? 胃癌手術でどうやってﾃｰﾌﾞﾙﾃﾞｽがありますか? 明白な過失です"

ﾐｮﾝﾌﾝ : "過失は最善を尽くすこととは別個です。最善を尽くしても失敗することがあり得るじゃないですか?"
ﾍｼﾞｮﾝ : "今、最善を全部尽くしたとおっしゃったんですか?"

ﾐｮﾝﾌﾝ : "私がﾕﾍｼﾞｮﾝ先生が私を狙っているということを知りながらも、なぜじっと置いたんでしょうか? 私たちが手術をして、患者をﾀﾞﾒにすることも1、2回見るでしょう? 神経外科医になったらそれだけ成長をすべきだ。まだ高校の感性をそのまま持っていてどうします? 私はﾕ先生が誰なのか知りながら困らせないでしょう。かえって機会を与えるでしょう"

ﾍｼﾞｮﾝ : "この手術で間違ったことが1つもないということですか?"

ﾐｮﾝﾌﾝ : "仕損じました。しかし最善を尽くしました。だからﾕ先生のやり方で罰を受けることはないです。でも謝りますね。失敗も間違いは間違いですから。では、私たちの間に貸し借りはないですね?"

ﾍｼﾞｮﾝ : "1人で終えるんですね"

ﾐｮﾝﾌﾝ : "自分の過ちは自分で解決しなければならないと括った人が解かなければならないでしょ。あっ、ﾕ先生、最近恋愛してるでしょ、ﾎﾝｼﾞﾎﾝ教授と。よく捉えました。ﾎﾝ教授。楽しい考えだけして生きなさい。人生短いです"

ﾍｼﾞｮﾝ : "私が院長を過小評価しましたね。謝罪したを受けたら良いと考えました。ところが、謝罪を受けたらより不愉快です。院長を相手に被害者に対する加害者の美しい謝罪を期待した私が間違いですね"

ﾐｮﾝﾌﾝ : "ﾎﾝ教授に尋ねてみなさい。ﾎﾝ教授も同じことです。世の中生きてる人々はみんな同じことです"



#5. 髄膜種手術で視力が損傷する危険があるという事実に絶望するｶﾞﾝｽ
ｶﾞﾝｽ : "先生がしてください、俺の手術"
ｼﾞﾎﾝ : "うん、俺を選択したのは嬉しいが、理由は何だ?"
ｶﾞﾝｽ : "MRIを見ましたが、視力が損傷する危険が高いんですよね?"

ｼﾞﾎﾝ : "そうだ、冷静に言えば、生命には全く支障がない。ところが神経外科医としては終わりになることもあり得る。俺たちがする手術が微細な手術じゃないか? 視覚に問題が生ずれば終わりなこともわかるだろ?"

ｶﾞﾝｽ : "そうなるならば、いっそ殺してください"
ｼﾞﾎﾝ : "ｶﾞﾝｽ、神経外科医が人生の答えではない"

ｶﾞﾝｽ : "いいえ。俺にはすべてです。それが俺が先生を選択した理由です。教授、俺は弟と2人だけで生きてきました。俺が家長です。俺はかなり幼かった時から、教授のように本当にｶｯｺいい医師になる夢で持ち堪えたんですよ。その夢が現実になる日、数年残っていないと考えましたが、これが何なんだよ。他の人たちはみんな簡単に簡単に行くみたいですね? 俺の人生は何でこんなに難しいんだろう"



◆ 視聴ﾎﾟｲﾝﾄ
ｷﾑﾐﾝｿｸ、'SUPER STAR K出身' のﾚｯﾃﾙはがして、堂々とした俳優ににょっきり

'ﾄﾞｸﾀｰｽﾞ' 17話は、ｷﾑﾐﾝｿｸの演技力が新たに再証明された放送だった。髄膜種の為に発作を起こした後、手術台に上がる前までの 'ﾁｪｶﾞﾝｽ' の複雑な心境を細かい感情演技で完璧に表現して出した。

特に劇中弟と2人で生きてきて、実質的最も役割をしなければならなかったｶﾞﾝｽの隠された痛みと、髄膜種手術が失敗した場合、視力が損傷してこれ以上神経外科医として生きられないかもしれないというﾘｽｸを抱えながらも、手術台に上がる絶望感と不安が盛り込まれたｷﾑﾐﾝｿｸの涙はお茶の間を濡らした。

黄色く染めた髪の手をﾊﾞﾘｶﾝで押しつけて、込み上がる感情を努めて堪えようとする表情も、やはり今や照明を受け始めた新人俳優だと見るのが難しいほど一品だった。

2011年、'SUPER STAR KK3’に支えられて、ﾀﾞｰｸな魅力を誇って歌手志望生で初めて顔を知らせたｷﾑﾐﾝｿｸは、以後 '美男 <ｲｹﾒﾝ> ﾊﾞﾝﾄﾞ’で歌手でない俳優としての活動を本格的に始めた。

以後多様な作品で、助演で活躍してきたｷﾑﾐﾝｿｸが大衆の関心を一身に受けることになったのは、事実上 '太陽の末裔' のｷﾑ一等兵で登場してからだ。

反抗児的な魅力から茶目っ気溢れながらも義理ある姿まで、特有の '訛り' の演技を加えて、味が出るように表現したｷﾑﾐﾝｿｸが、今回は笑いの中で痛みを持った神経外科医に完璧に変身して、無尽蔵な可能性を知らせた。

いよいよ 'SUPER STAR K出身俳優’のﾚｯﾃﾙをはがして、堂々とした俳優に位置し始めたｷﾑﾐﾝｿｸが、今後またどんな姿で私たちに驚きをﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄするのか注目してみたい。








夏休みも10日余り、ﾄﾞﾗﾏの終映と共に私の夏休みも終わりだなぁと思うと名残惜しいけど、夜中と明け方にｵﾘﾝﾋﾟｯｸを見たり、記事を終えたりと充実してたなぁ
来週月火で3話ってついていけるかしらとちょっと不安だけど、しっかり17話の復習して備えなきゃね


さてこちらの復習記事...見どころだったｶﾞﾝｽのこと、ﾍｼﾞｮﾝと院長の激しいやり取りなどがしっかりあって