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"ドクターズ" の人気要因分析①

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午前中はものすごい雨だったねゲリラ豪雨
今朝は5時起きで娘のお弁当作り…おかげで午前中が長かったダッシュ

男子リレーの銀メダルで気分も良いのに、復習も終わっちゃって時間もできちゃったのに記事は上がんないなぁって退屈してたら思い出したそうだ

いつぞやに上がってた "Woman Sense" の特集記事だと思われる記事、ロングすぎてちょこちょこしか進めてなかったのがあったなぁと笑い

来週は3話+終映特集なんかで忙しいと思うので、時間がある今日しかないうなずく☆

かな~り長いので、5つにわけてUP!
では後ほどダッシュ




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今度はドクターズ!
今年が去る前に '人生ドラマ' にまた会うようになるとは

人気要因分析

01. 医学ドラマの成功には理由がある
医学ドラマ (以下 '医ド') は、お茶の間の興行保証小切手と呼ばれる。 '医ド' というジャンルを大衆的に定着させた1994年作 <総合病院> から大部分の医ドが高い視聴率とそれ以上の話題性を得た。SBS <ドクターズ> も、やはり放映2週目に首都圏視聴率20%を越えて興行不敗神話隊列に合流した。しかし <ドクターズ> の成功が、単に医ドという看板のためだけではない。同じ医ドである同時間帯競争作 <ビューティフルマインド> と真正面対立して、圧勝したのはみんな理由がある。最も大きな秘訣は、<ドクターズ> が医ドのすべての興行トレンドを総合した作品という点だ。

まず <ドクターズ> には、医ドの象徴であるヒューマニズムがある。ヒポクラテスの化身のようなヒューマニスト医師 イジェリョンを主人公として前面に出した <総合病院> 以後、ヒューマニズムはこのジャンルの基本的世界観として位置を確立した。<ゴールデンタイム> のイソンミン、<グッドドクター> のチュウォンなど人気の高い医ドの主人公はみんなヒューマニストだ。<ドクターズ> の温かい医師 キムレウォンも、やはりこの系統を引き継いでいる。

2番目の興行トレンドは成長期だ。医ドの主人公は、大きく完成型と成長型にわかれる。完璧な実力と性格を備えた人物と、優れた潜在力を持つが未熟な面がある人物だ。2人はメンターとメントの関係になったりもする。<ニューハート> のチョジェヒョン・チソン、<外科医ポンダルヒ> のイボムス・イヨウォン、<ゴールデンタイム> のイソンミン・イソンギュンなどが代表的だ。<ドクターズ> では、医師になる前から高校で師弟の関係で交感したキムレウォン・パクシネの関係がここに該当する。

3番目は一番重要な不滅の公式、ラブラインだ。医ドはまもなく '病院で恋愛する話' と呼ばれるほど、ロマンスは省けない要素。<ひまわり> のアンジェウク・キムヒソン、<ドクターズ>のチャンドンゴン・イヨンエ、<ヨンパリ> のチュウォン・キムテヒなど、医ドではトップスターカップルが並んでいる。興行には失敗したが、<ブラッド>のアンジェヒョン・クヘソンのように現実に結婚につながったカップルもいる。<ドクターズ> のキムレウォン・パクシネも医ドの歴史上ベストカップルとして遜色がない。このように <ドクターズ> はヒューマニズムからメローまで、医ドの歴代興行トレンドをすべて集めたので、成功しないのがさらに変だっただろう。


02. メロー + メディカル = 興行大ヒット
事実 <ドクターズ> は1・2話だけ見れば、最初から正統メロー物に近い。医ドの世界へ本格進入した3話以後も、ロマンスとメディカルストーリーが拮抗した均衡を成し遂げている。<ドクターズ> は過去と現在を行き来して続くメロードラマだ。<ドクターズ> のキムレウォンとパクシネは過去に悲しい別れを体験した後、13年ぶりに再会して愛を確認する再会カップルだ。

"バターを塗ったトラックを召し上がったような" 感じと、それだけ致命的な 'ドキドキ誘発' 能力を持ったキムレウォンが、個人的な傷によって '恋愛細胞が乾いてしまった' パクシネの胸を弾ませる過程を '甘さ半分、切なさ半分' の割合でよく描き出している。


03. 師弟ロマンスのファンタジー
<ドクターズ> の成功には、師弟ロマンスファンタジーも大きく作用した。メロージャンルで、師弟の関係のロマンスはかなり打率の高い興行力を発揮する。タブーに近い関係ながらも、一方がたいてい初恋である場合が多く、純粋さを大事に持ち続けたラブストーリーだからだ。

1999年旋風的な人気を集めたカムウソン・チェリム主演の <愛するあなた> と、"私は先生で君は学生よ" という名セリフを残したキムハヌル・キムジェウォン主演の2002年ドラマ <ロマンス> が最も有名な事例だ。<ドクターズ> のキムレウォン・パクシネカップルの場合、変奏された師弟ロマンスのトレンドに従っている。高校の師弟関係から、職級は違うが同僚の医師で再会した彼らのロマンスはそれだけ立体的な魅力を持つ。過去彼らが純粋で情熱的な青年先生と、今まさに初恋を始める少女の初々しいロマンスを見せたとすれば、'人間対人間' で会った現在の彼らは、お互いに信頼して治癒する成熟した愛で見る人々をときめかせる。



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興行保証作家の隊列に合流したハミョンヒ作家
ハミョンヒ作家は数年前からドラマ界に興行旋風を起こしている 'バラエティ出身'、または '非ドラマ出身' 作家の代表走者だ。<日曜日日曜日の夜に> と <真実ゲーム> のようなコメディバラエティーを経てドラマ作家に切り替えた 'ホン姉妹'、シットコム作家で出発した <君の声が聞こえる> のパクヘリョンと、<ナイン>のソンジェジョン、シットコムと夫婦クリニック <愛と戦争> を経た <星から来たあなた>のパクジウン作家などがここに属する。

パクジウン作家のように <愛と戦争> 出身だったハミョンヒ作家は、この時の経験をドラマデビュー作に溶かし出した。結婚に対する率直な話を扱って話題になったJTBCドラマ <私たち結婚するの?> がそれ。地上波進出作であるSBS <温かい一言> も <愛と戦争> の延長線上に置かれている。それぞれ家庭を置いて愛に陥ったチジニ、ハンヘジンとその周辺人物を通じて罪悪感、傷、不安など不倫の心理的波紋を繊細に描き出した。

昨年発表したSBS <上流社会> は、財閥家ヒロインの真実の愛探しを描いて、テーマの拡張を見せて興行にも成功を収めた。フィルモグラフィーを調べれば、ハミョンヒ作家は通俗的テーマを主に書く代わりに、繊細な心理描写と感覚的なセリフでその常套性を克服してきた。<ドクターズ> は、そういう努力の最終進化型と言える。




< "ドクターズ" の人気要因分析② > に続く y’s


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