アルハンブラ宮殿の思い出2話 - 1年後、ヒョンビンが疲弊した理由、魔法の都市はディストピア?
拡張現実ゲームの未来? 災難と歓喜の間に立っているジヌ
最強のARゲームが登場した後、1年が過ぎた。その華麗で自信満々だったジヌは、なぜ1年が過ぎた後、疲弊した姿でグラナダを訪ねたのだろうか? 最も華麗だったジヌの没落は、<アルハンブラ宮殿の思い出> の主題が含まれているという点で重く近づく。
ユートピアとディストピア;
拡張現実ゲームの未来は果たしてどんな姿であろうか? 災難と歓喜の間にジヌが立っている
ボニータホステルを指定したのは、そこがセジュの家だったからだ。そしてジヌがそうやって追い詰めた女性が、まさにセジュの姉だった。未成年者であるセジュが作った最強のゲームを買い入れるためには、姉 ヒジュが決定をしなければならない。そんなヒジュに卑劣な言葉を吐き出したジヌは、当惑せざるをえなかった。
最悪の状況を迎えたと退くジヌではない。国内最高のホールディング社を作る仕事は簡単なことではない。ジヌがそれほど人を扱うことをやはり上手にするという意味だ。セジュの連絡を受けて、彼より先に家に来て待ったジヌは、彼が作ったゲームを夜を明かすようにして見て確信を持った。
このゲームを逃したら絶対いけないという確信だ。世の中を完全に変えておく世紀の傑作。出てくる瞬間、パラダイム自体が変わるしかない拡張現実ゲームは、そうやってジヌを魅了させた。ここに友達だったが今は敵になってしまったヒョンソクがこのゲームを羨んでいるという事実を知った後には、より一層逃すことができないことになった。
夢うつつにででたらめでしゃべるセジュの言葉の中に、ヒョンソクが100億で買うという言葉に直ちに反応した。ヒョンソクには絶対奪われることができないという意志だ。復讐の為にも、このゲームは必ずジヌが持たなければならなかった。一緒に事業を育てたが別れて、自分の妻まで奪ったヒョンソクと7回目の対決は絶対渡したくなかった。
1日先に到着したジヌは、セジュがまもなくグラナダに到着するという知らせを食堂で聞くことになる。彼らは、自分が誰でなぜこのホステルに留まるのかわからない。 そしてセジュがどんな仕事をするかも知らないない。 100億でない100兆を越える事業価値を持っているゲームを作った人がまもなくグラナダに到着する。
到着するはずだったグラナダに、セジュは降りなかった。その列車の中で襲撃にあったセジュは消えた。どこへ行ったのかもわからない。明らかな事実は、セジュがゲームの中に存在しているということだ。現実とゲームという曖昧な境界の中で、セジュが消えたその空間が全てのものを解きほぐす鍵になるだろう。
ジヌは予定と違って消えたセジュを探してみるが、探すことが簡単ではない。ヒジュと関係も広くて果てしなくて、セジュが約束通り来なくても探さない彼らを見て苦しかったジヌは、グラナダで前夫人であるスジンと、妻の妹であるスギョンに会うことになる。ソウルでもなくて、バルセロナでもない、グラナダで彼女たちに会うとは想像もできなかった。
スジンがグラナダを訪ねたのは、そこにヒョンソクがいるという意味だ。ジヌは直ちにゲームに接続した。ゲームの世界にヒョンソクがいることと確信したからだ。実際ヒョンソクは、すでに次のラウンドのゲームを進めていた。このゲームの真価を確認したヒョンソクは、ジヌを挑発するのに余念がない。
自分よりレベルが高いヒョンソクとゲーム上で戦えば、百戦百敗するしかない。ゲームのルールは、とても残忍なほど冷静だからだ。高いアイテムを持った人に勝つのは、現実で卵で岩潰しをしているのと同じということだ。明確なのは、絶対このゲームをヒョンソクに奪われることができないということだ。
自分の正体をあらわして、ヒジュを説得し始めたジヌ。J One Holdingsは有名だ。グラナダに住んでいてヒジュがよく知らなかっただけで、みんなが羨望する会社がまさにJ One Holdingsだ。だからヒジュが頼る親しい家族同然のサンボムは、ジヌをよく知っていた。畏敬心まで感じているジヌは冷静だった。
ジヌは、'~のような' とか '分身のような...' という修飾語が好きでない。彼は一緒に事業をした友達と別れた。すでに敵になって、取って食べれない苛立ちだ。一時最も親しかった友達が敵になった状況で誰を信じられるか。ここに妻が離婚後、友達の妻になった。話にもならないことが広がって、ジヌは誰も信じられなくなった。
結婚して1年経った現夫人は、自分の財産の半分を出すとして離婚訴訟を行っている。家族も信じ難い状況で、ジヌが信じることができるのは自分以外にはいない。彼がやつれた理由は、そんな経験が作った不信のためだった。そんな彼が、ヒジュに1年後を話し始めた。
セジュが作った新しい世界は、全てのものを騒然とさせることになるだろう。グラナダは世界中すべての人々が訪ねる特別な空間になると確信した。ヒジュにホテル1つ買って気楽に過ごせという話した。みんな倒れていくホステルも借金がいっぱいな状況で、ホテルを買えというジヌの発言は呆れざるを得ない。
ジヌがこういう発言をする理由は、セジュのゲームを契約するためにはヒジュの役割が絶対的であるからだ。もちろんセジュが成人になれば変わる話だが、未成年者の状態ならばヒジュが決定権者だ。これを知って、ジヌはヒジュにすべてのさじを投げた。
古いボニータホステルをジヌが買収しようとする理由は投資だ。ヒジュの心を買うために、何十億程度使うのはおかしなことでない。どうせ決定するヒジュの心をとらえることが重要だということだ。しかし、その間どんなことが起きたであろうか? 1年後、再びグラナダを訪ねたジヌは全く違う姿だった。
ジヌは1年後、グラナダは '魔法の都市' になると確信した。拡張現実ゲームの聖地を訪ねるため、世界中の人々で混雑するしかないだろうという確信だ。これはまもなくお金になって、そうやってバラ色予想は半分だけ当たった。どんな半分の世の中がきたのかわからないが、全ての人を幸せにできないということだけは明らかだった。
飛行機でない汽車でグラナダを訪ねたジヌ。みすぼらしい身なりの彼は、足まで引きずっている。グラナダ駅に到着する前、セジュには暗雲と雷光がし始めた。これはゲームの開始を知らせる信号だ。セジュがそうしたように、全てのものは再び汽車から始まったのだ。
引きずった足は、ゲームが始まってまともになった。そして彼はトイレで銃に武装したまま、電車の中で敵と戦い始める。無数にあふれる奴らと相対して戦うジヌ。彼が生きていく1年後、グラナダは果たしてどんな姿であることであろうか? ゲームで新世界を開くというジヌの話は誤った判断であったか?
'ポケモン Go' が流行った時期、ゾンビのような人々で大変だった。交通事故が起きるなど、現実とゲームの境界が崩れることが広がったりした。<アルハンブラ宮殿の思い出> に登場するゲームが実際実行されるならば、どんな状況が繰り広がるのか十分に予測可能だ。
単純なゲーム1つでも、全ての人々が揺れるほどだったが、実感ゲームが可能な世の中で、現実との境界はより一層曖昧になるしかない。ゲームなのか現実なのか区分できない人々も増えて、暴力が日常になった世界が繰り広げるようになることもあり得る。ユートピアでないディストピアの世界が訪ねてきたかもしれないという意味だ。
みすぼらしい姿で1年後、再びグラナダに戻ったジヌの姿で、ディストピアの濃い香りが伝えられる。ゲームでジヌだけ疲弊されたのか、でなければ、世の中自体がよじれてしまい始めたことかそれはまだわからない。しかし、想像できなかったゲームの登場は、それくらい大きな副作用も一緒に持ってくるということは明らかな事実だ。果たしてジヌが迎えた1年後、世の中はどのように変わっていたのであろうか?
ブログをお休みしていた間に色んなドラマを見てて、つい最近は "ハベクの新婦"。
こういうジャンルのものって新鮮だけど、どちらかと言うと避けていたジャンルかな
気楽に見たら全くついて行けず...
今回のドラマこそ、ちゃんと知識を入れておかないといけないなぁと実感しました。
まあこんな記事たちを読んで、ドラマを3回ほど見て何となーくわかったようなわからないような現状ですが。
私なりのペースでまた好きな記事を更新していけたらなぁと思います