'アルハンブラ宮殿の思い出' 原作? ないです…' 本放送死守' 呼ぶ鳥肌の立つディティール
'アルハンブラ宮殿の思い出’は、詳しく見れば見るほど感心を示すことになる映像の力がある。ARゲームという見慣れない素材を、感覚的な演出力でディティールあるように実現しているアンキロ監督のマジックだ。
去る12月1日の初放送以後、tvN土日ドラマ 'アルハンブラ宮殿の思い出’(脚本 ソンジェジョン、演出 アンキロ、製作 STUDIO DRAGON、Chorokbaem) が、たった4話目で "今までどこでも見られなかった特別なドラマ" として視聴者たちの脚光を浴びている。
ARゲームを主な素材にするサスペンスロマンスという独特のジャンル、どこでも見られなかったソンジェジョン作家だけの新しいストーリーが、アンキロ監督の細かい視線を通じて視聴者たちに入り込んでいるという評。よって、覗いたら鳥肌の出る繊細な 'アンキロマジック' を探ってみた。
◆エキゾチックな空間 'グラナダ' の表現法
製作当時からスペイン海外ロケで注目を浴びた 'アルハンブラ宮殿の思い出'。西欧的なカトリック文化とイスラムの様式が混在されたスペインの古都 グラナダは、それ自体だけでも美しい風景を誇る場所だ。だからドラマを見れば、グラナダという場所を単純に美しい背景だけで活用したのではないと感じられる点がある。
作品の中のグラナダは、ボニータホステルのオーナー チョンヒジュ (パクシネ) の過去12年の人生が埋まっている場所だ。クラシックギタリストを夢見てスペインに来たが、数年目で両親とも失って、学校まで辞めて、本当に一生懸命働いて家族の生計を立てて来たヒジュの時間が積み重なった空間であるから。
アンキロ監督はグラナダのあちこちを細心な視線で表し、これはストーリーが進行されるほどグラナダがヒジュの生活空間として見る人の心にきちんと積み重なって来た。去る3話、古いホステルを100億で売って、"もうお金の心配をせずに生きてもかまわない" と言いながらパッと笑う彼女に視聴者たちが共感して、'ヒジュに起こった魔法' を自然に受け入れた理由もここにある。
またヒジュが毎日を生きた空間が、ユジヌ (ヒョンビン) の前では、ARゲームという魔法が起こった空間で描かれるという克明な対比でミステリアスを加えた。十分に海外撮影を完璧に活用したと断言できる 'グラナダ表現法' だ。
◆ゲームと現実のぴりっとした交差点
'アルハン病' のドラマファンたちには、探す面白みをプレゼントするのはもちろん、ゲームと現実が交差する地点だ。まず2話の放送最後の列車の銃撃シーンを覗いて見よう。1年前とは見違えるように変わったジヌが銃撃戦を行ったこの場面を詳しく見れば、アンキロ監督が隠しておいた装置を1つ発見することができる。
すぐに銃撃戦で混乱した列車間で、何も感じることができないように自分だけの日常に浸っているキャラクターたちだ。銃弾が飛び込む絶体絶命の瞬間、平和に眠りについていたり、音楽を聞いている人々が、私たちが見ているこのシーンがゲームと現実が同時に存在する瞬間であることを教えれくれる。
3話で登場した 'カフェ アルカサバ' 前の天気の変化もやはり同じだ。チェヤンジュ (ジョヒョンチョル) によれば、"いつも雨が降る設定" というゲームの設定は、通りを行き来する数多くの人の中、ひたすらジヌだけ見て感じることができる雨脚を視覚的に見せながら、"うわぁ" という嘆声を自ずと誘う。
ゲームに接続したジヌの視線で、現実とゲームの中の天気変化に直接光を当てることによって、ARゲームの特別さをひと目で教えれくれたもの。加えて俳優 パクシネが演技するヒジュとエムマを挙げることができる。
凛々しくて愛らしい女性ヒジュと、ゲームの中の魅惑的なギタリストのエムマを、アンキロ監督は 'カフェ アルカサバ' の窓の内外で1つのフレームとして表し、"あなたが今見ているのはゲームと現実が交差する瞬間" ということを悟らせる。
このように通り過ぎることができる瞬間の中から、作品の特別な味を細かく表現しているアンキロ監督、今後残った展開ではどんな魔法で視聴者たちを惹きつけのか成り行きが注目される。
'アルハンブラ宮殿の思い出' は毎週土、日曜夜9時tvN放送。
( 韓国経済 キムイェラン記者の記事を訳 )
夜中に4話の記事を2つ上げたので眠い朝...でも今日はお休みなので、もう1つ記事を
午後から病院に行かなゃいけないので、3、4話の復習記事も午前中に頑張ります
シネちゃんとヒョンビンで目の保養しつつも、ゲームが絡んだジャンルって初めてだから相当いっぱいいっぱい
しかも、今回は展開が読めなくてハラハラ 1週間があっという間に過ぎてく感じで楽しいけどね