'ｱﾙﾊﾝﾌﾞﾗ宮殿の思い出' ﾊﾟｸｼﾈ、絶体絶命のﾋｮﾝﾋﾞﾝ救った…ﾛﾏﾝｽの始まり
'ｱﾙﾊﾝﾌﾞﾗ宮殿の思い出' のﾋｮﾝﾋﾞﾝとﾊﾟｸｼﾈの運命的叙事が始まった。
去る15日 (土) 放送されたtvN土日ﾄﾞﾗﾏ 'ｱﾙﾊﾝﾌﾞﾗ宮殿の思い出' 5話は、ｹｰﾌﾞﾙ、衛星、IPTV含む有料ﾌﾟﾗｯﾄﾌｫｰﾑ視聴率で平均6.8%、最高8.1%を記録して、ｹｰﾌﾞﾙ終編含む同時間帯1位を占めた。また、tvNﾀｰｹﾞｯﾄ男女2049視聴率は平均5.3%、最高6.1%を記録して、地上波含む全ﾁｬﾝﾈﾙで同時間帯1位を占めた。(有料ﾌﾟﾗｯﾄﾌｫｰﾑ全国基準 / ﾆｰﾙｾﾝｺﾘｱ提供)
ﾋｮﾝｿｸ (ﾊﾟｸﾌﾝ) との決闘中、ﾎｽﾃﾙの階段から墜ちたｼﾞﾇ (ﾋｮﾝﾋﾞﾝ)。ﾋｼﾞｭ (ﾊﾟｸｼﾈ) に発見されて病院に移される渦中にも、"ちょっと前に雨が降ったか?"、"ﾋｼﾞｭさんがｷﾞﾀｰ弾いたんじゃないよね?" と言って、自分に起こったことを信じることができないと言った。 病室で目を開くやいなや、秘書であるｼﾞｮﾝﾌﾝ (ﾐﾝｼﾞﾝｳﾝ) に電話をかけて、"ﾁｬﾋｮﾝｿｸが死んだのは確かか? ﾁｬﾋｮﾝｿｸが突然部屋に現れて、初めは本当にｹﾞｰﾑだと思ったけど" と言って昨夜あったことを説明したが、変わる事実はなかった。
翌1時に突然墜ちて、ﾋｼﾞｭによって発見され、"代表はﾚﾝｽﾞをはめていませんでしたし、剣で切られた跡どころか出血もなく、お腹に巻かれた包帯は落ちる時の衝撃から生じた腸破裂を手術した跡" というｼﾞｮﾝﾌﾝの説明にｼﾞﾇは慌てた。そしてﾍﾞｯﾄﾞに横になる前にｽﾏｰﾄﾚﾝｽﾞを外したということを思い出し、頭の中はますます混乱した。
泣きっ面に蜂で、離婚訴訟中の妻 ｺﾕﾗ (ﾊﾝﾎﾞﾙﾑ) が病院を訪れてきたという知らせに鳥肌が立ち、病室を抜け出そうとしていたｼﾞﾇの耳元にはまた再び信じ難い音が聞こえてきた。窓の外で鳴る雷と雨音、そして <ｱﾙﾊﾝﾌﾞﾗ宮殿の思い出> のｷﾞﾀｰの旋律まで。目の前には、<敵が現れました> というﾒｯｾｰｼﾞが浮かび上がった。ｽﾏｰﾄﾚﾝｽﾞをはめなかった目を手で見分けたが、ﾒｯｾｰｼﾞは消えず、閉まっていた病室のﾄﾞｱが開いた。そしてﾄﾞｱを開けたﾋｼﾞｭの後ろに修道士の剣を持ったﾋｮﾝｿｸが立っていた。
"ﾄﾞｱを閉めろ!" というｼﾞﾇの叫びに驚いたﾋｼﾞｭがﾊﾟｯとﾄﾞｱを閉めて、新しいﾒｯｾｰｼﾞが届いた。<障害物によって決闘が遅れています>、<障害物を避けて空間を確保してください>、<待ち時間が超過すれば、決闘が中断されます> というﾒｯｾｰｼﾞの終わりに登場したのは <60秒> のｶｳﾝﾄﾀﾞｳﾝ。ｼﾞﾇの人生で最も長い60秒に至る直前、ﾋｼﾞｭがしばらく病室の前を離れ、病室に間違って入って来た患者がﾄﾞｱを開けた。決闘の再開だった。昨晩のように剣を持って駆け寄るﾋｮﾝｿｸを避けながら、病院の建物の外まで逃げたｼﾞﾇ。しかし、手術後 "ﾘﾊﾋﾞﾘも大変かもしれない" という左足と丈夫でない体は無防備状態に違わなかった。
結局恐ろしく降り注ぐ雨の下、座り込んで剣をかざしたﾋｮﾝｿｸを凝視してｼﾞﾇは認めた。 ﾋｮﾝｿｸの死は他殺だと。"俺の剣でめった切りにされて出血多量で死んだんだ。今の俺のように。俺がﾁｬﾋｮﾝｿｸを殺した。その証明に、俺も今同じ方法で死ぬことになるところだった。俺たちの死は永遠のﾐｽﾃﾘｰに残ることになるだろうが、俺たちはわかる。俺たちはお互いを殺して復讐した。毎日念願した心のままに" というｼﾞﾇのﾅﾚｰｼｮﾝには、ﾋｮﾝｿｸの奇妙な死に対する理解と、'俺は気が狂った' という虚しい認定が入り乱れているようだった。
その瞬間、"代表、ここで何されてるんですか?" と言ってﾋｼﾞｭが登場した。ｹﾞｰﾑの世界に属さなかった現実のﾋｼﾞｭがﾋｮﾝｿｸの前を遮って、再び始まった <60秒> のｶｳﾝﾄﾀﾞｳﾝ。ﾋｮﾝｿｸが自ら開けなかった病室のﾄﾞｱのように、ﾋｼﾞｭもやはりｹﾞｰﾑの中の '障害物' と認識されたのだ。めちゃくちゃになったｼﾞﾇの足を見て、"どうして" と言いながら立ち上がろうとするﾋｼﾞｭを捕まえて胸に抱いたｼﾞﾇは、切実な声で "お願いだから1分だけそのままでいて。またどこかに行かずに" と言った。
絶体絶命の瞬間、救援のように現れたﾋｼﾞｭを抱きしめて、目の前のﾋｮﾝｿｸの剣が降ろされるのと見つめて、"俺がおかしいでしょ? 理解できないでしょ? 俺が狂ったと思った? 俺は自分が狂ったと思う" とささやくｼﾞﾇと、その言葉に泣き崩れるﾋｼﾞｭ。今や始まった運命的縁の叙事に、お茶の間が熱狂した大きな山場だった。
一方この日の放送の末には、一生懸命奇妙なｹﾞｰﾑを体験したｼﾞﾇが、本能的にﾁｮﾝｾｼﾞｭ (EXO ﾁｬﾆｮﾙ) の行方を再考し始めて、見る人の視線を引きつけた。去る1話のｵｰﾌﾟﾆﾝｸﾞで、ｸﾞﾗﾅﾀﾞ行きの列車に乗ったｾｼﾞｭの姿に重ねて "あいつがなぜ来ないのかもう理解出来る。ｾｼﾞｭが何を恐れたのかもわかりそうだった。ｾｼﾞｭも俺のように追われていたかもしれない。あいつの目にだけ見える誰かに" というｼﾞﾇの説明が流れ、ｹﾞｰﾑの開発者のｾｼﾞｭもやはりその時誰かに追われていたのかもしれないという合理的な疑いをお茶の間に投げた。
ｹﾞｰﾑと現実の間でいよいよ始まった魔法のｶｯﾌﾟﾙの運命的叙事と、少しずつ水面上とあらわれるｾｼﾞｭの行方で想像以上の展開を継続する 'ｱﾙﾊﾝﾌﾞﾗ宮殿の思い出' は、今日 (16日) 日曜日夜9時、tvNで第6話放送。
( ｽﾎﾟｰﾂ朝鮮 ｷﾑﾖﾝﾛｸ記者の記事を訳 )
ｹﾞｰﾑが始まる度に目を覆いたくなるようなﾄﾞｷﾄﾞｷ
雨の中ｼﾞﾇがﾋｼﾞｭを抱き寄せたｼｰﾝ、切ないような嬉しいような