アルハンブラ宮殿の思い出7話 - ヒョンビンとパクシネの再会はどんな意味?
チャニョルの復帰切迫? 本格的な物話の開始、セジュが復帰しなければならない理由
グラナダで奇跡と地獄を全て味わったジヌが、グラナダを発って1年が過ぎた。消えたまま相変らず帰ってこないセジュが作ったゲームは、テストを経てまもなく商用化を控えている。ARゲームの極端の面白味を持っているこのゲームは、グラナダだけでなくソウルはもちろん、世界の大都市を背景としてワールドワイドで発売を控えている時点だ。
ジヌとヒジュの再会;
生きるためにゲームだけしたジヌ、セジュはす間もなく帰って来るだろうか?
1年という時間が流れた。そしてグラナダでジヌがそうしたように、ソウルの街でも同じような経験に興奮する人々が見える。店のトイレに隠してあるアイテムの剣を見つけて、世宗大王像の前で敵と相対して戦う人々。ゲームに接続しない人々には奇怪な姿だけだ。
J One Holdingsでは、このようなゲームに心酔した人々を対象に多様な実験をしているところだ。ゲームの発売前の最後のテストをしている。ゲームのキャラクターを違うものに適用したりもするなど、忙しい彼らにこのゲームは想像を現実に作った神の贈り物のようだった。しかしすでに全てのものに接してみたジヌに、このゲームは相変らず恐ろしい神の呪いだ。
ヒョンソクが死んで1年が過ぎた。アメリカにいると知らされていたジヌが、突然ヒョンソクの追悼ミサに現れた。誰も予想できない状況だ。そして誰も歓迎できない状況でもあった。
ジヌの登場で少しの間ぎこちなかった追悼祭は進行され、ヒョンソクの父のビョンジュンとJ One Holdings理事であるソノは困惑した。アメリカで治療を受けなければならない人物が、何の連絡もなしに追悼行事に登場したという事実が疑わしかったということだ。
ビョンジュンにとってジヌは息子と違わない。息子と違わないが、息子ではない。そして息子の死にジヌが奥深く関わったという確信もある。しかし解剖検査も諦めたビョンジュンに、ジヌは相変らず謎だ。ヒョンソクが死んだ後に変わったジヌの行動が、逆説的に疑惑をそそのかす理由になったということだ。
アメリカにいると知られていたジヌは、事実韓国にいた。韓国に帰ってきた後3ヶ月間、皆に隠れたままゲームにだけ集中した。秘書であるジョンフンとゲームを総括するヤンジュを除いては、ジヌの行方を知る者はいなかった。そうやって徹底して行跡を隠したまま、ゲームに集中した。
ソノが怒った理由もそれだった。他の人でもない自分を騙してそんな行動をしたのか知らなかったということだ。そしてきつい言葉まで吐き出したジヌに空しくならざるを得なかった。しかし、それ以上怒ることはできない理由をソノはわかっている。ヒョンソクが相変らずジヌのそばにいるからだ。
追悼祭でジヌの前に再びヒョンソクが登場した。血だらけになったまま剣を持ってジヌに向かうヒョンソク。そんなヒョンソクを見て、ジヌは剣でない銃を取り出して状況を整理してしまった。武器自体が変わってジヌも余裕を持てた。これ以上剣で戦って大変な思いをする理由が消えたわけだ。
ヒョンソクはジヌにだけ見えるのではなく、ゲームに接続した人にも見える。ジヌの秘書であるジョンフンが、事務室に登場したヒョンソクを剣で制圧して大したことでなくなったのは、このような経験が1年間繰り返されたという意味だ。ゲームの中のNPCになってしまったヒョンソクは、これ以上特別な存在ではない。ただのバグの一種で残されたわけだ。
ジヌが3ヶ月間、狂ったようにゲームにだけ集中した理由はただ1つだ。ヒョンソクによってこれ以上持ち堪えることができなかったジヌにとっては、自らゲームの中で進化して武器をアップグレードする方法の他にはなかったからだ。そうやってゲームに執着したジヌは、他の人々は全く持つことができない途方もない武器を持つことになった。
ステージ8を越えてこそ、購入が可能な銃を持っているオーナー。そうやって彼はヒョンソクという怪物から少しは遠ざかることができた。しかし、アルコール中毒は相変らず深刻な水準であるジヌにヒジュは微妙な存在だ。セジュが作った途方もないゲームを自分のものにするために近づいたが、妙な感情が交流したということも事実だ。
何の言葉もなく消えたジヌは、ヤンジュの事務室でギター演奏をするキャラクター エムマと向き合った。 1年間忘れて過ごしたヒジュが突然浮かび上がった理由だった。ヒジュはグラナダの人生を整理して帰国した。ジヌにもらった100億で家族全員が住む家も用意し、自分の夢のうちの1つだったギター工房も開いた。
消えた弟 セジュとEメールに連絡をすることだけでも幸いだと考えて生きていくヒジュの前にジヌが現れた。雨が降ったある日、工房の前に立っていた男。1年ぶりに再会した2人には距離感があった。変わったのはヒジュだった。グラナダでとあまりにも違うヒジュの姿に、ジヌは軽くジョークも投げてみるが意味がなかった。
ヒジュがそうやって変わることになったのは、ジヌの行動のせいだ。セジュとEメールの連絡をしたと思ったが、事実そのメールはジヌが送ったものだった。厳密に言えば、ジヌの指示を受けた秘書のジョンフンが代わりに送ったメールだった。セジュであるかようにメールを送ったジヌの行動をヒジュは理解することはできない。
セジュは果たしてどこへ行ったのだろうか? ひょっとして極端な状況が起こったのではないだろうかとヒジュは不安だった。そんなヒジュに、ジヌは相変らず探していると言った。絶対死んではいないだろうと思い、メールを送ったのはヒジュのためだと言った。ヒジュは一歩遅れて全てのことをぼんやりわかるようになった。
グラナダに相変らず存在する古いホステル、そしてジヌの会社からゲームを発売するというニュース。セジュがゲームマニアのプログラマーという事実。これを全て組み合わせれば、答えは明確になる。ジヌが100億という途方もないお金を提案したことは、偶然でなく発売を控えたゲームのためだという事実だ。
1年がふわりと過ぎたが、変わったことは多くない。ゲームのバグをつかめないまま発売を控えた最後のテストを進行中という事実だけ変わった。そうしてジヌとヒジュが再会した。空間がグラナダからソウルに変わったのを除いてそのままだ。相変らずセジュは行方不明で、ヒョンソクはいつもジヌを探す。
2人の再会は新しい物話の始まりだと見るしかない。その始まりがどこへ向かうのか明確だが、少しは遅い感じもする。セジュが相変らずゲームの中に閉じ込められていることなのか曖昧な状況で、2人の再会は本格的な物話の始まりだ。グラナダに閉じ込められた、神の贈り物であり、呪いの主であるセジュ。彼の復帰が差し迫り、セジュが帰ってこなければならない理由も、やはり7話はよく見せてくれた。
今年は暖かい冬...皆様メリークリスマスです
子供たちが大きくなり、サンタさんもやって来ない我が家。味気ないクリスマスです
さて7話の復習を
連休だったからかずいぶん前に見た気がするぅ~