'相続者たち' ｷﾑｳﾋﾞﾝに惹かれる3種類の理由
SBS水木ﾄﾞﾗﾏ '王冠をかぶろうとする者、その重さを耐えろ-相続者たち' (脚本ｷﾑｳﾝｽｸ、演出 ｶﾝｼﾝﾋｮ) のｷﾑｳﾋﾞﾝの人気が日増しに沸き上がっている。それほど劇中のﾁｪﾖﾝﾄﾞ (ｷﾑｳﾋﾞﾝ) の比重も日々増えている。男性主人公 ｷﾑﾀﾝ (ｲﾐﾝﾎ) に劣らずﾖﾝﾄﾞに向かった女性視聴者たちの歓呼が熱い。
◆ﾁｪﾖﾝﾄﾞはすべての女性たちがﾊﾏるしかない悪い男だ
ﾖﾝﾄﾞは日常茶飯事で振り回す暴力、反抗期でいっぱいのまなざし、冷たい笑みなど悪い男の要素を全て備えた。こんなﾀﾌで強い姿は、生物学的に女性たちの好奇心を刺激する。無愛想な男が施す親切と時折あらわれる1%の温かさは、普通の男性より何十倍も強烈に近づく。
しかしﾖﾝﾄﾞが理由もなく悪い男であるだけならば、多くの女性たちの心を動かすことはできなかったのだ。ﾖﾝﾄﾞは傷が多い人物だ。暴力的で女性遍歴が激しい父、そんな父を耐えられずに離れてしまった母のせいで、ﾖﾝﾄﾞは基本的に人間に対する敵愾心を持っている。これは女性たちの同情心もしくは母性愛を刺激して、彼により一層注目が行くようにさせる。
◆ﾁｪﾖﾝﾄﾞの愛は下手だ。だから強烈だ
ﾖﾝﾄﾞはﾁｬｳﾝｻﾝ (ﾊﾟｸｼﾈ) を好きになった気持ちを、彼女を困らせることで始めた。いつも堂々とした姿勢でにやにや笑って怒らせるﾖﾝﾄﾞだが、事実はこれが彼の求愛法という事実が可哀想だということこの上ない。ﾖﾝﾄﾞはｳﾝｻﾝとﾃﾞｰﾄする為に、彼女の秘密を握って脅迫して告白を拒絶されるとすぐに "復讐する" と言う。
しかし、冗談といたずらで武装したﾖﾝﾄﾞの告白が、事実は独りで数えきれない程練習した真心というのが表れた瞬間、彼の愛は誰より切なく近づき始めた。12月4日放送された17話放送分で、ﾖﾝﾄﾞは突然蒸発したｳﾝｻﾝを探す為にいたずらのような方法を動員するが、本当にｳﾝｻﾝが目の前に現れるとすぐに自分でもわからないうちにわっと抱きしめる。このようにやぼったくて幼稚な彼の愛は、成熟して洗練された愛よりかえって強烈だ。
◆俳優ｷﾑｳﾋﾞﾝの演技はﾁｪﾖﾝﾄﾞというｷｬﾗｸﾀｰの魅力を完成する
別の見方をすれば、数多くのﾒﾛﾄﾞﾗﾏに登場する男女主人公の間の葛藤誘発者ほどに置き換えられることもできたﾖﾝﾄﾞを浮上させたのはｷﾑｳﾋﾞﾝの演技だった。反抗期と茶目っ気いっぱいだったﾖﾝﾄﾞのまなざしがｳﾝｻﾝの拒絶に涙ぐむ時、視聴者たちはときめき始めた。
ｳﾝｻﾝといる時はますます毒気が抜けて武装解除されるﾖﾝﾄﾞ。特有の悪い行動をしながらも、ｳﾝｻﾝの一言に戸惑う彼の変化の激しい表情。これを描き出すｷﾑｳﾋﾞﾝの感情演技と表情演技は繊細で豊富だ。多分、男女主人公の間に埋もれてしまうこともあり得たﾖﾝﾄﾞがたくさんの視聴者たちに愛を受ける理由だ。
( ﾆｭｰｽｴﾝ ﾊﾟｸｿﾝｼﾞ記者の記事を訳 )
あの痛々しいﾀﾝの後に上げるのは心苦しいけど、ﾖﾝﾄﾞの存在も大事な気がして…
そう、そのｷﾞｬｯﾌﾟがとても気になる存在なんだよね
前髪を下ろしたあたりから特に