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相続者たち18話の復習・*:・゚☆

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相続者たち18話-イミンホとキムウビンの成長ストーリー、激情ロマンスの本音をさらけ出す
ウンサンを愛したヨンドは、どうしてそうやって笑って彼女を手放してあげることができたのだろうか? ウンサンの母が整えてくれた温かい食卓に感動して? 離れてしまった母に対する記憶がタンの母と重なったから? ただタンが哀れで? そのいずれでもないだろう。ヨンドがウンサンと別れを告げるシーンは、まさに <相続者たち> が言いたかった18歳の少年の成長期だった。



18歳の少年、少しずつ成長し始めた;
宿命のような父を越える方法は自ら大人になる方法だけだ


少年は自然に成長する。しかしその成長には単純に歳をとって、体が大きくなる成長だけ存在するのではない。自らの自我を形成しながら成熟していくプロセスは、瞬間瞬間が苦痛にならざるを得ない。その数多くの傷が癒えて固くなる瞬間が、まさにまもなく成長という事実を <相続者たち> はよく見せてくれている。


ウンサンのためにウンサンを遠ざけなければならないという事実が手に負えなかったタンは、自らを駄目にしてその力に余ることを耐えていた。タンの壊れる姿を見るのが大変だったのは単に家族だけではなかった。3年前、お互いの心に傷をつけて敵になってしまった友達 ヨンドにも同じだった。自責の念が作った傷は、幼い彼らには打ち砕くのが難しい巨大な壁のようだった。


タンとヨンドの長年の感情の壁を崩すようにしてくれたのも、皮肉なことにウンサンという存在を共に好きになりながらであった。1人の女性を置いて2人の男性が愛すれば、3人の関係がみんな壊れることもあり得ることと違い、自分たちの傷を振り返って治癒するプロセスにつながることになったという点で、ウンサンはタンとヨンドに永遠に特別な存在になるしかなかった。


壊れていくタンをこれ以上見ていられなかったヨンドは、殴り合いで暴走を止めたが、心についた傷で崩れたタンはなかなか回復することができなかった。そんな凄惨に壊れたタンを見て父は憤り、母は心配をする。そして18年間願った兄は彼を心配し始めた。生まれる瞬間から負担にならざるを得なかったタンを追いやる為にありったけの努力をしたウォンは、今や少しずつ大人になっていくタンの姿を見ながら自分を振り返ることになった。


ヒョンジュを愛するウォンだが、そんな愛にひけを取らない帝国グループの実質的なオーナーになることが目標であるウォンはいつも迷うだけだった。タンは愛が優先だが、ウォンに愛は自分の欲望の次にあるだけだったからだ。ヒョンジュがウォンに、"世界で最も高いところに上がるのが夢" の男と話すシーンは、ウォンがどんな人物なのかをよく見せてくれた。ヒョンジュはタンを "ウンサンが自分の世界にいることを夢見る子" と定義する。


世界の最も高いところに上がろうとする男と、愛する女が自分の世界にいることを夢見る男は違わざるを得なかった。2匹のうさぎを全部捉えようとするウォンと、全てのものを捨ててただ1つの愛だけを持とうとするタンは、少しずつ兄弟の絆を見つけることができた。


自分が持っていない情熱を持つ弟 タンを少しずつ心から受け入れ始めたウォンは、愛の為に心を痛める弟を取りまとめ始めた。単にタンが戦略的に自分に役に立つ存在であるのではなく、自分が敢えて勇気を出せなかった愛を勝ち取る為にすべてを賭けたからだ。


キム会長の呼び出しでソウルに上がってきて家に帰ったウンサンは、偶然に出くわしたタンを知らないように通り過ぎなければならなかった。会ってはいけないという誓ったタンもやはりそうやって過ぎ去らなければならなかったが、彼は振り返ってウンサンが乗ったバスに一緒に乗る。そうやってウンサンが逃げるように消えた新しい家に一緒に行く。


ウンサンの後ろをついて行くだけのタンと、そんなタンをわからないように家に入るウンサンの姿は痛ましかった。続けてこれ以上我慢できずにタンを探すウンサンと後ろから彼女を温かく包み込むタンの姿は、彼らが決して別れることができない存在という確信を持つようにした。お互いがお互いを探すこのプロセスの繰り返しは、邪魔者がいればより一層強力になる愛であるからだ。


もう壊れる所もなく壊れてしまった弟を放って置けなかったウォンは、直接ウンサンに会いに行く。そして父の誤ちを正す為に、彼女が自分の場所を探すように助けるという話もする。複雑で選択しにくい時は単純に考えなさいと、戻る言い訳まで知らせてやったウォンによって、ウンサンはタンのそばに戻る勇気を得ることになる。


キム会長にも堂々と自分がタンを好きだと明らかにしたが、そのお金の力がどれくらい恐ろしいのかあまりに早く知ってしまったウンサンには、感情を表わすのが大変だった。しかしウォンが自分に勇気をくれて、本来の場所に戻れるようにするという提案はウンサンには大きな力で近づいた。


ウンサンの変化と歩調を合わせて、ハンギエの選択も重く近づいた。タンの彷徨をどこにもうっぷんを晴らせなかったキム会長は、キエに言ってはいけない言葉まで言って追い詰めた。案内デスクで働いた女が、最も高いところまで上がってきて現在の場所にいるといった侮蔑的発言は、結果的に自らの足を引っ張る行為で近づいた。これ以上その巨大な城で生きられなかったキエは家を出ることになる。しかしそれさえもキム会長に抑圧されたキエは、タクシーに乗って逃走する無謀さまで見せた。


学校の前でタンを探すキエと、そんな姿を見つけたヨンド。急いでタンに会ってお母さんと会うようにしてあげるヨンドの姿の中には、3年前プライドのせいで母の最後の姿を見ることが出来なかった自分がうつっていた。慌ただしくタンを探す悲しいキエの姿の中に、自分を探した3年前の母の姿が浮び上がったからだ。母と会うことにした学校の前の食堂の壁に残されている "元気なの...ヨンド" は、遠くからも相変わらず息子 ヨンドを眺めている母の心が含まれていた。


ウンサンの母が整えた温かい食卓を受けて涙が出てくるのを堪えたヨンド。彼は母がそうやって去った後、ますます家庭が存在しない生活を送ってきた。絶対お金が平凡な家族と作り出す愛情と、愛を代わりにすることができないという事実をヨンドは悟り始めた。あまりにも愛らしい、だからどのようにしなければならないのかわからなかったヨンドは、再び学校に出てきたウンサンに温麺を食べようと言った。


うどんを食べてヨンドは別れを通告する。一方的な彼の行動が不思議に見えることもあるだろうが、片想いを終わらせるヨンドの姿は、本当に男の愛が何なのかをよく見せくれる大きな課題だった。自分がすべてを賭けて愛したかった女に先に別れを告げるヨンドは、すでに男に成長していた。


初めて会った瞬間から友達でなく女性と思ったウンサンとは、永遠に友達にならないと言って厳しい話をしたが、ヨンドはそうやって離れることが自分が最も愛する人が幸せになるということを悟った。ウンサンを自分の初恋として残すと言っても、後ろも振り返らずに去るヨンドはそれだけ成長していた。


父との戦いに負けて崩れたタンは、ウンサンが再び戻るやいなや、勇気を出し始めた。もちろん決定的なきっかけは、母が父の家から出たことだった。自分が守らなければならない母まで去ったそこにこれ以上いる理由がなくなったタンは、父のそばを離れて母の家族としてだけ生きるという言葉で父との対決を宣言した。


ウォンとタンを呼び出す為に病院に入院するショーまでしたが、彼のそばには金銭的な関係が残っている戸籍上の夫人だけいるだけだった。2人の息子と同居の女まで訪ねない寂しい病室で、相変わらず自分の力で息子たちを手なずけるための努力だけする老いぼれた大人の姿はみすぼらしかった。


18歳の誕生日をウォンくらい華麗に準備したキム会長に対抗して、タンは確実なある方法を準備する。その場に出て行かなければならない戦いだったが、タンは一歩一歩進んでその場で自分がもう父の垣根を越えて大人に成長したことを宣言する場にしようとする。ウンサンを招いて最も華麗なドレスに着替えさせて一緒にパーティー会場に向かうタンは堂々としていた。震えているウンサンの手を握って、"今日1日大変だけどそれでも直進" という言葉で正面突破を宣言する。


未成年者の本音は思春期の不平程度に考えるというドラマの中のタンの不平は、ひょっとしたらこのドラマを卑下する人々に送るキム作家のメッセージだったのかもしれない。10代の少年少女たちの激情的な愛をただの財閥2世たちの金貸し程度に置き換えられた状況で、このドラマが真に見せてあげたかったメッセージが何か振り返るようにするこの一言はだからおもしろかった。


<相続者たち> は、私たちの時代否定したくても否定できない財閥のストーリーを扱っている。全てのものを持つ彼らの人生をドラマを通じてまた見るということが愉快なはずがない。相対的剥奪感を感じさせる彼らの人生をドラマで作って、視聴者たちに見るように強要することもやはりお話にもならないからだ。しかし。このドラマはただ財閥のライフスタイル耽美するドラマではなかった。キム作家が言いたかったのは、財閥の耽美的人生でなく、成長に焦点を合わせていた。幼い少年が大人に成長するプロセスを激情的な愛で表しているという点で、<相続者たち> はおもしろい成長ドラマだった。


( メディアスの記事を訳 )







この18話の復習記事はお勉強になったねぇういんく


子供は親が思ってるより強くたくましく成長してるってことを会長も病室で気づかないとぷぷ


ウンサンのおかげで強くなったタン、そんなタンを見て変わったウォン、この2人にまかせてキエさんと隠居生活っていうのもありだよくくっ


さあ、こうやって楽しめるのもあとわずか…


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