韓流ﾄﾞﾗﾏの熱気いっぱいなｱﾒﾘｶ ﾆｭｰﾖｰｸに行く(DramaFever Award)
5月1日、ｱﾒﾘｶ南東部最大の港都市ﾆｭｰﾖｰｸの夜は、韓流の熱気でいっぱいだった。
北米と南米地域を中心にｻｰﾋﾞｽ中のｵﾝﾗｲﾝﾄﾞﾗﾏｽﾄﾘｰﾐﾝｸﾞ業者 'DramaFever' (www.dramafever.com) が、今年2回目を迎える 'DramaFever Award' を現地時間午後7時、The Highline Ballroomで成功裏に開催した。
廃虚になった鉄道を公園化して、現地ﾆｭｰﾖｰｶｰはもちろん、全世界の数多くの観光客で混雑しているThe Highline Ballroomの公演会場は、ﾋﾞｰﾄﾙｽﾞの生きている伝説 ﾎﾟｰﾙ・ﾏｯｶｰﾄﾆｰをはじめ、国内でも良く知られたｼﾝｶﾞｰｿﾝｸﾞﾗｲﾀｰ ｼﾞｪｲｿﾝ・ﾑﾗｰｽﾞ、世界的なﾍﾞｰｼｽﾄ ﾏｰｶｽ･ﾐﾗｰ等が公演した場所で有名なところだ。
事前1,000人限定でｵｰﾌﾟﾝした 'DramaFever Award' のﾁｹｯﾄ前売りｻｲﾄは、開始後2日目ですべてのﾁｹｯﾄが完売し、韓流ﾄﾞﾗﾏ人気を実感させた。特別な公演予告もなく、単純投票による発表ｲﾍﾞﾝﾄなのを勘案すれば、実にすごい数字。またｲﾍﾞﾝﾄ会場に参加した大多数のﾌｧﾝたちも韓国系はほとんど探してみることができなかったのが目を引くのに十分だった。
この日のｲﾍﾞﾝﾄの当日2時からﾌｧﾝたちが集まり始めたこの日のｱﾜｰﾄﾞでは、合計13部門を授賞した。ﾊｳｽﾊﾞﾝﾄﾞのMagnetic Northの華麗なﾋｯﾌﾟﾎｯﾌﾟのｽﾃｰｼﾞで火蓋を切ったDramaFever Awardは、Best Ensemble、Hottest Eye Candy、Best Cinematographyの連続授賞で雰囲気を盛り上げた。
また台湾の注目されるﾗｲｼﾞﾝｸﾞｽﾀｰのｸﾘｽ・ﾜﾝが最初のｹﾞｽﾄとして出演して、特有のｼｮｰﾏﾝｼｯﾌﾟとｽﾃｰｼﾞﾏﾅｰをﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄして注目された。引き続き、Best Bad BoyとMost Feels部門の受賞者を発表した順序が終わるやいなや、国内最高のﾋｯﾌﾟﾎｯﾌﾟｸﾞﾙｰﾌﾟ 'Leessang' のｹﾘｰがｽｸﾘｰﾝを通じて観客たちと出会った。ﾆｭｰﾖｰｸに直接来られない所感を発表して喜びを分かち合ったｹﾘｰは、間もなくｻﾌﾟﾗｲｽﾞ登場を予告し、事前に公開されなかったｹﾞｽﾄで現場にいたﾌｧﾝたちはびっくりして、彼のｻﾌﾟﾗｲｽﾞな登場に爆発的な反応を起こすこともした。
ｹﾘｰはこの日、SBSの人気芸能番組 <ﾗﾝﾆﾝｸﾞﾏﾝ> を通じてﾊﾞﾗｴﾃｨｰｼｮｰ部門の代表受賞と共に、俳優ｿﾝｼﾞﾋｮとの熱いｷｽで話題になったｼｰﾝでﾍﾞｽﾄｷｽ賞を受賞して1部のｲﾍﾞﾝﾄを締めくくった。
続く2部のｲﾍﾞﾝﾄは、ﾄﾞﾗﾏ <相続者たち> のﾊﾟｰﾃｨｰだった。Best Bromance部門に続いて、Best Couple賞には人気ﾊﾞﾝﾄﾞ 'CNBLUE' のﾄﾞﾗﾏｰであり、役者として活躍中のｶﾝﾐﾝﾋｮｸが、ｶﾞｰﾙｽﾞｸﾞﾙｰﾌﾟ f(X) のｸﾘｽﾀﾙと受賞する栄誉を享受した。劇中ｲﾐﾝﾎの恋敵で猛活躍した俳優ｷﾑｳﾋﾞﾝもまたﾊﾟｸｼﾈとBest Couple Not Meant to Beを受賞、映画 <技術者たち> の撮影でﾆｭｰﾖｰｸに訪れることが出来なかった物足りなさをｽｸﾘｰﾝを通じて挨拶してﾌｧﾝたちに会った。
この日のｲﾍﾞﾝﾄのﾊｲﾗｲﾄは、もちろん <相続者たち> のﾋﾛｲﾝ ﾊﾟｸｼﾈの登場だ。ﾊﾟｸｼﾈは今回の 'DramaFever Award' で、Best Actress部門と共にBest Drama賞を代表で受賞した。ﾊﾟｸｼﾈは受賞所感を通じて、ｾｳｫﾙ号の惨事で家族を失った韓国の遺族の為の哀悼の意も忘れなかった。彼女はまたこの日共にしたﾌｧﾝたちの為に <相続者たち> のOSTである 'Story' をはじめとする2曲をﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄして注目された。ｽﾃｰｼﾞを盛況裏に終えたﾊﾟｸｼﾈは、現地MCの進行でﾌｧﾝたちとのささやかなﾄｰｸｼｮｰも開いた。ﾄﾞﾗﾏで見せてあげることが出来なかった感動をQ&Aですべてうなずく返事をしたﾊﾟｸｼﾈに、現場にいた1,000人のﾌｧﾝたちはﾊﾟｸｼﾈを絶えず連呼して楽しんだ。
ｲﾍﾞﾝﾄ直後に行ったｲﾝﾀﾋﾞｭｰで、DramaFeverの社長のﾊﾟｸｿｸ代表理事と彼の妻のﾅﾑﾎﾞﾗﾑ副社長は、"ｵﾝﾗｲﾝでの豊富な経験を基に今回のｲﾍﾞﾝﾄを準備したが、思ったより難しい点が多かった。 今日のｲﾍﾞﾝﾄがちゃんを終えられて良かった。これからもより多くのｲﾍﾞﾝﾄを準備して、韓流ﾌﾞｰﾑの恩恵になります" と抱負を明らかにした。
ﾊﾟｸｿｸ代表は、特に "今日のｲﾍﾞﾝﾄで現地でも人気があるﾄﾞﾗﾏの中の主人公の実物を直接見ることができる機会の場になった。ﾄﾞﾗﾏを通じて韓国の文化と彼らの考え方を見せてあげたかった" とつけ加えた。
最後に彼は、"現在ｱﾒﾘｶでは、ｵﾝﾗｲﾝｽﾄﾘｰﾐﾝｸﾞｻｰﾋﾞｽの人気が非常に高い" として、"このような韓国のｺﾝﾃﾝﾂを皮切りに、世界的に優秀なTVｺﾝﾃﾝﾂを放映することが目標だ。今後DramaFeverはより多様な方式のｴﾝﾀｰﾃｲﾝﾒﾝﾄﾋﾞｼﾞﾈｽとして顧客を満足させる予定" と伝えた。
一方この日開かれた第2回 'DramaFever Award' は、午後7時から10時まで3時間にかけて進行され、来年もこれよりもっと大きな規模の韓流ｱﾜｰﾄﾞに育てていく予定だ。
( The STAR ｿﾝｼﾞﾝﾋ記者の記事を訳 )
動画もｱﾒﾘｶでのｲﾍﾞﾝﾄだったから上がると思っていなかった記事が昨晩上がってたので…
動画冒頭に出てきた白いｼｬﾂ姿のｼﾈちゃんは今回初めて見たなぁ
