[ﾋﾟﾉｷｵ/피노키오] 登場人物④

ﾁｪｺﾞﾝﾋﾟﾙ (ﾋﾟｮﾝﾋﾎﾞﾝ)

ﾀﾞﾙﾎﾟを養子にした父であり、ｲﾅの祖父
30年余り前、最初の息子ﾀﾞﾙﾎﾟを海で失って、いつも懐かしがってきた。そんなある日、海で幼いﾊﾐｮﾝを救助して、ﾊﾐｮﾝをﾀﾞﾙﾎﾟと思って甘やかして育てる。

本当にﾀﾞﾙﾎﾟは死んだと話せば、てんかん障害による発作をおこして倒れる。
帰ってきた息子の為に懸命に運動をして、元気に長生きする為に努力する。

それだけﾀﾞﾙﾎﾟを溺愛する。

ﾁｪﾀﾞﾙﾋﾟｮﾝ (ｼﾝｼﾞｮﾝｸﾞﾝ)

ｲﾅの父
典型的な韓国の保守的なお父さん。
その為、記者として成功したい野望が大きい妻ﾁｬｵｸといつも衝突し、結局離婚した。
離婚して連れて出た一人娘のｲﾅに、母 ﾁｬｵｸを忘れさせて家にTVもなくすなど努めたが、記者になるというｲﾅの夢は折ることができなかった。
いつも率直で自己主張が強いｲﾅと毎日のように衝突するが、それは彼も侮れず、率直で我が強い娘ﾊﾞｶであるからだ。

ﾊﾟｸﾛｰｻﾞ

ﾎﾞﾑｼﾞｮの母、ﾎﾞﾑｼﾞｮ百貨店会長
知的であり洗練されている。頭のてっぺんからつま先まですべてﾌﾞﾗﾝﾄﾞ品で通す。
一人息子であるﾎﾞﾑｼﾞｮを心から愛し、ﾎﾞﾑｼﾞｮの為になら惜しみなく応援する別名ﾍﾘｺﾌﾟﾀｰﾏﾏだ。
しかしﾎﾞﾑｼﾞｮに何も強要することはしない。ﾎﾞﾑｼﾞｮが願うことを選択することができるようにし、その選択をﾍﾞｽﾄを尽くして支持してあげる。
大変な記者生活を始めたﾎﾞﾑｼﾞｮの選択も、やはり言葉なしに見守って支持する。

ｷｼﾞｪﾐｮﾝ (ﾕﾝｷﾞｭﾝｻﾝ)

ﾀﾞﾙﾎﾟの実兄
1ﾄﾝﾄﾗｯｸを走らせてﾐﾈﾗﾙｳｫｰﾀｰ配達を主な仕事として孤独に放浪生活を送っているが、ﾀﾞﾙﾎﾟのように英敏な頭脳の持ち主で、過去の悲劇的な事件以前には将来が有望な優等生だった。14年前、消防署員だった父が鎮火作業中、部下の隊員9人を死に追い込んで逃げたという汚名を被ったまま消えた。その為、父の生存を恥辱として報道した記者たちに対する恨みが大きい。