'ﾋﾟﾉｷｵ' ｲｼﾞｮﾝｿｸの決心、早い展開 '期待されるね'
真実を知らせずに真実を冷遇する報道に、あらゆるものを失って放送局に向かって怒りを抱いたｲｼﾞｮﾝｿｸに目標ができた。間違ったことを指摘して、真実を明らかにしようと思って記者になることに決心した。ﾊﾟｸｼﾈと共に記者の夢を抱いて、放送局入城を目標にするｲｼﾞｮﾝｿｸの変化が、'ﾋﾟﾉｷｵ' の本格展開を知らせた。
19日放送されたSBS水木ﾄﾞﾗﾏ 'ﾋﾟﾉｷｵ' (ﾊﾟｸﾍﾘｮﾝ脚本、ﾁｮｽｳｫﾝ演出) では、ﾋﾟﾉｷｵ症候群という理由で記者試験に落第して落ち込んだﾁｪｲﾅ (ﾊﾟｸｼﾈ) を慰めて、一緒に同じ夢を見ることに決心するﾁｪﾀﾞﾙﾎﾟ (ｲｼﾞｮﾝｿｸ) の姿が描かれた。
ﾀﾞﾙﾎﾟとｲﾅは一粒の血も混ざらない同い年の伯父と姪として過ごしている。お互いに向かったわかったようなわからないような微妙な感情を抱いている2人は、何やかんやとｹﾝｶしながらも声援を送って、味方のような味方でない関係を継続している状態。
過去ﾀﾞﾙﾎﾟがｸｲｽﾞ大会で優勝して、当時ﾀﾞﾙﾎﾟに向かった悪い噂を正したことが発端で記者の夢を見ることになったｲﾅは、この日放送局の最終試験を控えることになった。何より母のような空間で仕事をすることができるという事実が、ｲﾅを浮き立たせたが、13年ぶりに対面した母はあまりにも冷たく、信じられない現実にｲﾅは挫折した。ﾋﾟﾉｷｵ症候群ということだけでも、記者になれないという現実を直そうと言う母 ｿﾝﾁｬｵｸ (ﾁﾝｷﾞｮﾝ) によってｲﾅは傷つく。
ｲﾅの為に良い成績にも関わらず、大学進学さえ諦めたﾀﾞﾙﾎﾟは、その誰よりｲﾅの夢を応援する人間だった。試験を控えたｲﾅの為に、破ることさえ嫌いなほど幸せだった夢をｲﾅにﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄし、試験会場に連れて行ってあげたのはもちろん、試験が終わる時間に合わせて放送局の前をそわそわすることさえした。
遠くから試験に失敗したように涙を流すｲﾅを見守ったﾀﾞﾙﾎﾟは、偶然であるように運命のように自分の車にﾁｬｵｸを乗せる状況に置かれることになった。自分をｲﾅの伯父だと紹介したﾀﾞﾙﾎﾟは、自分の娘にも関わらずﾋﾟﾉｷｵ症候群を持つｲﾅは、'記者になれない' と言うﾁｬｵｸに再び身を震わせた。ﾁｬｵｸはﾀﾞﾙﾎﾟに "記者に対してきちんと知ることもできずに話をするのね" と追い詰め、この言葉に言い返すことができなかったﾀﾞﾙﾎﾟは、"記者に対して正しく知って話をする" と言って刃を研いだ。
最終面接で落第して落ち込んだｲﾅは、自分の部屋いっぱいに満たした記者試験に関連した本を全て持って家を出た。ある建物の屋上で本を燃やそうとしている間、自分を探しに来たﾀﾞﾙﾎﾟと向き合い、本を焼こうとしていた計画を阻止された。午後にあったﾁｬｵｸとの出会いを思い出したﾀﾞﾙﾎﾟはｲﾅに、"俺も記者を目標にする" としっかりと話した。2人の後ろに、過去ﾀﾞﾙﾎﾟの人生を変えた汝矣島の花火が上がり、ﾀﾞﾙﾎﾟの人生で転換点になることを予感させた。
先週の1、2話で主人公2人を囲んだ過去と背景を密度あるように解きほぐした 'ﾋﾟﾉｷｵ' は、3話目で本格展開に入った。絡まっている彼らの関係を、視聴者たちに親切ながらもはっきりと説明するというのはもちろん、これから繰り広がる仕事に対する期待感も高めた。
特にｲﾅが間違えていたﾁｬｵｸの携帯の番号の主が、以後記者として出会うようになるｿﾎﾞﾑｼﾞｮ (ｷﾑﾖﾝｸﾞｧﾝ) であることが描かれて気がかりを加えた。ﾎﾞﾑｼﾞｮは短く登場したにも関わらず、解決しようとすることをすべて叶えられる完璧な背景を持った男であることが、そしてｲﾅに好奇心を抱いているということが表れてｲﾅ、ﾀﾞﾙﾎﾟとどんな関係を成し遂げるのか疑問を抱かせた。
ここにｲﾅと放送局面接で少し姿を現したﾕﾝﾕﾚ (ｲﾕﾋﾞ) と、父の死を囲んで偶然に真実を聞くことになったｷｼﾞｪﾐｮﾝ (ﾕﾝｷﾞｭﾝｻﾝ) の姿まで加わって関心を集めた。
現実に存在しないﾋﾟﾉｷｵ症候群を登場させて、始まりからしっかりした展開で視聴者の耳目を集中させた 'ﾋﾟﾉｷｵ' が、親切な説明を終わらせて本格展開を始めた。果たしてどのようなｽﾄｰﾘｰが登場するか、ｲｼﾞｮﾝｿｸ、ﾊﾟｸｼﾈ、ｷﾑﾖﾝｸﾞｧﾝ、ｲﾕﾋﾞの放送局入城記がどのように描かれるのか耳目が集中する。
( TVﾘﾎﾟｰﾄ ﾁｮﾍﾘｮﾝ記者の記事を訳 )
真っ直ぐなｲﾅをしっかりﾌｫﾛｰするﾀﾞﾙﾎﾟの姿に
ﾎﾝﾄあっという間に3話が終わったけど、すでにﾊﾏｯてる感満載