Quantcast
Channel: 桃太郎ママのブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2094

[ピノキオ/피노키오] 3話の復習②.*゚

$
0
0

ピノキオ3話-イジョンソクとパクシネ、善良なバカが勝利する時代はまた来るか?
善良なことがバカと同等になってしまった現実の中で、私たちは再びバカを夢見る。そのバカが、世の中をまともに変えられる最も強力な力という事実を再び悟ったからだ。そして <ピノキオ> は、そんなバカが勝利する夢を描き始めた。


夢が夢を見る世の中 ; 嘘をつくことができない記者志望生の生存記、私たちが夢見る世の中

バカが世界を変えることができると思った。そしてそのバカは本当にバカのように世の中に登場し、世界を変えるために努力した。みんながバカと後ろ指を差しても、そのバカはただバカであることを誇りに思っていた。そんなバカが去った世界は、贋物詐欺師がみなぎる地獄道に変貌し、私たちは再びバカを夢見ることを始めた。


ダルポは眠りから覚めて驚いた。自分の母が名前を呼んで起こし、父は平然と自分の武勇談を話す、とても平凡だがあまりにも幸せな朝の風景が目の前に繰り広げられていた。兄は服を着て出勤準備をして、食卓で食事を催す母の姿はダルポが夢見る人生だった。


平凡だがとても持っていたい家族の姿で混乱をもたらしたのは、まさにイナが登場してからだった。絶対この状況に登場することがあり得ないイナが、厚かましくも姪として登場して一緒に食卓に座って食事をする姿は、この夢のようでそうでない状況が夢にならざるを得ないということを呼び覚ました。もちろんドラマの伏線で、ダルポとイナのラブラインがどのように流れるのかを見せる象徴的なシーンでもあった。


ピノキオ3話 4

島を離れてソウルに引っ越してきたダルポとイナ家族は、生きる空間が変わって彼らの話もやはり変わるしかなかった。大学を卒業して3年が過ぎた時、イナは記者になりたくて30回を越える落第の中で最後の挑戦をすることになった。


イナは母がいる放送局の最終面接を受けることになった。彼女は単に夢である記者になることができるという考えよりは、母に再会できるということがより嬉しかった。離婚後やむを得ず父について島に入って生きるしかなかったが、イナは一度も母を忘れたことがなかった。母の携帯の番号に10年以上メールを入れ続けて、母に対する恋しさを抱き続けたイナだった。


バカではなく天才という事実が明らかになった後でも、ダルポの人生が大きく変わりはしなかった。カミングアウト後全校1番の彼だったが、貧しい家庭の都合で2人とも大学に行くのは難しかった。この悩む家族の前で、ダルポはあまりにも自然に軍隊を選択した。死地から自分を助けてくれて新しい家族を作ってくれた父 ゴンピルの為にも、これベストだと考えた。


除隊後もダルポはタクシーの運転をしながら、家族とイナの就職を世話した。そしてダルポはそれが自身の人生だと信じた。イナの母 ソンチャオクを許す訳にはいかないが、だからと言って自分の胸にすでに大きな木になってしまったイナを捨てることができなかったからだ。


ダルポのこのような気持ちは、落としてしまった財布の中にそのまま残っていた。よりによってその財布を拾ったのが、イナの父 ダルピョンだった。ダルポの財布の中に入っているイナの証明写真を見て、彼が感じる感情は単純なことではなかった。やむを得ず家族として暮らしているが、彼は明らかに男であり、どんな人生を過ごして誰なのかも明確でない彼が、自分の娘を愛しているという事実を知って、警戒することもやはり当然だった。


イナを見つめながらまともに告白もできないまま、ナビから聞こえる声に慰められて生きていくタクシー運転手 ダルポ。そんなダルポを幸せにする 'ヘソンナビ' に登場するイボヨンは、作家が配置した面白味の核心だった。前作で共にしたヘソン役のイボヨンを声のカメオとして登場させるセンスは、視聴者の為の小さなプレゼントだった。


ピノキオ3話 5

嘘をつくことができないピノキオ症候群を持った人が記者になったことはない。そんな事実は、結果的にイナが記者になれない理由でもあった。取材の為には嘘が必要だが、しゃっくりをせずに嘘をつくことができなかったイナは、取材自体が無理だった。


母の前で堂々と記者になることが夢だったイナは、魂が抜けたまま放送局のロビーに座っていた。そうやってそこを通り過ぎたソン部長と向き合ったイナは、携帯を通じて自分がどれだけ愚かなことをしてきたのか悟ることになった。10年を越える間、送っていた番号の持ち主は、母ではなかったからだ。


母のハグにもう一度揺れたイナは、"あなたに会いたいと思うほど暇じゃなかった" という冷たい一言に崩れるように泣くしかなかった。自分の否定はまもなくしゃっくりにつながり、彼女のこのような症状は永遠に失われることがないようにみえた。あれほど望んだ母との再会と記者としての夢が全て粉々になった状況で、母に対する愛は嘘を作り出し、そんな嘘を否定できないイナのしゃっくりは決して止めることができなかった。


8年間苦労して一筋だけ歩いてきたイナは、そうやって自分の努力が込められた本を焼いてしまうことで、全てのことを終わらせようとした。しかしいつもそばにいるダルポは、再び彼女を見つけた。ダルポにとって空を美しく彩る花火は、母の死と同等だった。イナが消えたその日も、ソウルの空を華麗に花火が彩っていた。


ピノキオ3話 6


母のような極端な選択をしているのではないかと心配したダルポは、隠れたまま泣いているイナと向き合う。そして彼女が焼いてしまいたかった本を集めて彼は言った。自分に必要な本だと。それまでただイナをを見つめて生きてきたダルポは、再び目標ができた。


生意気に自分を批判するダルポを見て非難したチャオク。ダルポは記者になることに決心した。なぜピノキオは記者になれないのかに対する反問と、ピノキオが記者になるしかない理由を証明するために、ダルポは念を押した。


偽りが幅を利かせる世の中で、真実だけを報道するピノキオが世の中を救える唯一の存在だという事実を証明するというダルポの夢は嬉しかった。手段の為に偽りが日常になり、その中に浮かんでいることが真実という主張は、ただの弁解にならざるを得ない。真実の報道よりは刺激を通した関心にだけ執着する現在のマスコミを赤裸々に見せてくれるソン部長、彼女に対抗するバカのダルポとイナの挑戦はだから興味深いのだ。


善良なバカが支配する世の中、そんな世の中を再び夢見てみる。そんな善良なバカが世の中を動かし、私たちをより一層幸せにすることができるという信頼をもう一度抱いてみる。嘘をつくことができない 'ピノキオ症候群' を持つイナを応援するのは、彼女は我々がそのように望む善良なバカだからだ。







バカバカと連発してカタカナで書いたから、ちょっと変な印象になったかもしれないなぁと思いながら・・・・

ザーッと見たから見逃してたのかもしれないけど、ダルポって軍隊行ったって初めて知る事実ぷぷ


本格展開してきた3話から見ごたえバッチリで、明るい家族のやり取りが見ててホント楽しいハート

シネちゃん、ジョンソクはもちろんだけど、ヒボンさんやジョングンさんがやっぱりいい味出してるよね~にこ


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2094

Trending Articles