[ﾄﾞｸﾀｰｽﾞ] 3話の復習①

さて、今日の分はﾁｪｯｸが終わったので、今回から1日早く復習に入りますか

いつもの記事にﾌﾟﾗｽして他にも目を向けることにしました




'ﾄﾞｸﾀｰｽﾞ' ﾊﾟｸｼﾈ・ｷﾑﾚｳｫﾝの出会いに笑って別れに泣いて
涙の女王と世の中がときめく教師が会った。'ﾄﾞｸﾀｰｽﾞ' で、師弟の関係とﾒﾃﾞｨｶﾙﾛﾏﾝｽの魅力を十分引き上げている俳優ｷﾑﾚｳｫﾝ、ﾊﾟｸｼﾈのことだ。

最近SBS月火ﾄﾞﾗﾏ 'ﾄﾞｸﾀｰｽﾞ' (脚本 ﾊﾐｮﾝﾋ、演出 ｵﾁｭﾝﾌｧﾝ) が連日視聴率上昇の勢いを見せている。20日初放送では視聴率12.9% (以下 ﾆｰﾙｾﾝｺﾘｱ全国基準) を記録して、2話では14.2%を取ると、27日放送された3話では14.4%で自らの最高視聴率を更新した。

ﾄﾞﾗﾏの放送初週に視聴率が高く出てくるのは、新しく始めた作品に対する視聴者の期待感が反映されたのだ。これに対して実質的なﾄﾞﾗﾏ興行のﾊﾞﾛﾒｰﾀｰは、展開が本格化して期待心理効果が排除された2週目からと言うことができる。'ﾄﾞｸﾀｰｽﾞ' は3話まで視聴率上昇曲線を受け継いできて、初週の成功的な視聴率がﾊﾞﾌﾞﾙではなかったことを証明した。

このようなﾄﾞﾗﾏの興行の中心には、ｷﾑﾚｳｫﾝとﾊﾟｸｼﾈがいる。2人はそれぞれﾎﾝｼﾞﾎﾝとﾕﾍｼﾞｮﾝを引き受けて熱演中だ。これに対して放送3話目で 'ｼﾞﾍｶｯﾌﾟﾙ' と呼ばれて愛聴者を量産している。すでに視聴者を引っ張って引くｷﾑﾚｳｫﾝとﾊﾟｸｼﾈのﾁｬｰﾑﾎﾟｲﾝﾄは何か。



◆ ﾊﾟｸｼﾈ、涙の女王と言っても構わない
'ﾄﾞｸﾀｰｽﾞ' の最も基本的な叙事は、問題的反抗児 ﾕﾍｼﾞｮﾝが使命感の強い医師に成長する物話だ。ﾍｼﾞｮﾝは母が自殺して、父に捨てられたﾊﾞﾗﾊﾞﾗの家庭の問題児だ。彼女は祖母 ｶﾝﾏﾙｽﾝ (ｷﾑﾖﾝｴ) と一緒に暮らして、家族愛と安定を取り戻した。同時にｼﾞﾎﾝに出会って、憧憬の対象を探して人生の動機まで得た。

'ﾄﾞｸﾀｰｽﾞ' は初放送から3、話までこのようなﾍｼﾞｮﾝの不遇な過去に集中した。自然にﾊﾟｸｼﾈもたくさん泣いた。彼女はﾍｼﾞｮﾝが父に捨てられる瞬間、"いつ捨てられるかと思ったけど、今日がその日なのね" と絶叫し、子供のように泣いた。ﾏﾙｽﾝの胃癌を知って手術中亡くなった時にも、遺影を抱きしめて嗚咽した。ｼﾞﾎﾝと自分の格差を痛感して懸命に冷遇した瞬間にも涙を見せた。十分に涙の女王だと呼ばれるほどだ。

特にﾊﾟｸｼﾈは、涙の演技を通して深みある感情演技を見せてくれている。ﾍｼﾞｮﾝは単純な反抗児でない、家族が崩壊になった痛みを持った人物だ。これに対してﾊﾟｸｼﾈは、ﾍｼﾞｮﾝが万引きと暴力などの非行を犯して鋭い目つきを表す渦中にも、'ﾀﾞﾒだ。私の運命はそうなのね' と傷つく姿を逃さなかった。

その結果ﾍｼﾞｮﾝの涙は、同情と憐憫に変貌した。ﾊﾟｸｼﾈが真正性ある涙の演技を通して、ｷｬﾗｸﾀｰが持つ自分卑下的な感性を好感に変化させたわけだ。すでに視聴者たちは、両親に祖母に憧れたｼﾞﾎﾝまで失って泣くﾍｼﾞｮﾝに、笑う日がくることを期待している。3話末、13年の時間が流れてﾊﾟｸｼﾈが制服を脱いで、ﾌｪﾛｰ過程の医師に変身しただけで、また違う活躍が期待されるのだだ。



◆ ｷﾑﾚｳｫﾝ、こんな先生はまたといない
ﾊﾟｸｼﾈが涙の女王として '不幸' な成長期を見せているならば、ｷﾑﾚｳｫﾝは 'ﾄﾞｸﾀｰｽﾞ' でときめきを担当している。彼は医者出身のﾒﾝﾀｰのような先生 ﾎﾝｼﾞﾎﾝとして、弟子であるﾍｼﾞｮﾝに希望をﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄした。加えてｽｷｬﾝﾀﾞﾙの主人公になって、別れで終わった師弟関係のﾛﾏﾝｽを見せてくれることもした。

'ﾄﾞｸﾀｰｽﾞ' でｼﾞﾎﾝとﾍｼﾞｮﾝは成人と未成年、先生と生徒で初めての出会いを持った。実際の事件ならば横目で見るほど彼らのﾛﾏﾝｽは、ｷﾑﾚｳｫﾝ特有の魅力を通じて正当性を得た。ｷﾑﾚｳｫﾝが演技するｼﾞﾎﾝなので、惚れる価値はあった先生で描写されたわけだ。

ここにｷﾑﾚｳｫﾝは信頼度の高い声でｷｬﾗｸﾀｰの親和力を引き上げた。加えて始終一貫、気さくな印象と真正性あるまなざしの演技と信じたい男 ｼﾞﾎﾝを完成した。

3話では、ｼﾞﾎﾝが自分の助けを拒否して去るﾍｼﾞｮﾝに向かって走って行って、弟子でない恋人相手と認めた。ｷﾑﾚｳｫﾝは去るﾍｼﾞｮﾝを捕まえることができない状況に物足りなさいっぱいのまなざしで濃い感性を見せてくれた。どうすることも出来ない彼の姿が、見る人々を焦らせた。さらに "届かなければ愛でない" という面はゆさもあるｾﾘﾌまで切ない感性で消化した。

'ﾄﾞｸﾀｰｽﾞ' は、結局ﾍｼﾞｮﾝがｼﾞﾎﾝと師弟の関係から医師の先輩後輩で再会する設定を前提としている。涙で汚された高校時代からしっかりした医師にｷｬﾗｸﾀｰ変身を見せてくれたﾊﾟｸｼﾈと、学生たちを惚れさせた先生から医師に戻るｷﾑﾚｳｫﾝがどんな 'ｹﾐ' を見せてくれるのか再び期待感を加速化する。






ｼﾈちゃんの涙に泣き、ｼﾈちゃんの怒りにこちらも同様に怒り…　
そんな3話だったせいか、もはやｿｳの家族とﾍｼﾞｮﾝの継母はあり得ない人物だよ

ﾖﾝｴさんとのｹﾐも見納めだったかと思うと残念