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[magazine M] 映画 "兄貴" シネちゃんたちのインタビュー記事③

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magazine M④

傷ついた心軽く叩くパクシネの善良なエネルギー
ドゥヨンのコーチ スヒョンは、'兄貴' で少しあやふやなキャラクターだ。"(柔道界の) 星だったが、浮かび上がることもできずに沈んでしまった "ドゥヨンを惜しんで、物心両面で助けるのはもちろん、その為にパラリンピックのコーチチームに席を移すことさえする。"私が握ったものを捨ててこそ、私の手を空にしてこそ、ドゥヨンが手を握ることができる" という純度100%の優しい物話をより一層盛り上げてくれるようにさせたのはパクシネ (26) の力が大きかった。善良で強い信念を抱いた態度と訴える力が濃厚な声はパクシネのトレードマーク。振り返ってみれば、'7番房の贈り物' (2013・イファンギョン監督) の弁護士 イェスン、TVドラマ 'ドクターズ' (2016、SBS) の医師 ヘジョン等を通して、そういう魅力を表してきた。パクシネは、"アドバイザーであるスヒョンを演技して、それまで自分に大きな力になってくれた周りの人々を考えました" と明るく笑った。


- 初めてシナリオを読んだ時は、スヒョンよりドゥヨンにより感情移入したと。 
"運動選手と俳優は似た点が多いです。俳優も運動選手のように前途が真っ暗だと考えたり、孤独だということを感じる時が多いですから。競技や演技をする時はとても幸せで感謝しますが、終われば不安になるのも同じです。劇中ドゥヨンが挫折を乗り越えて再び立ち上がる姿に私も大きく慰められました。そんなドゥヨンを助けてあげるスヒョンの姿も見るのが嬉しかった。普段私も周りに好意を施して彼らが喜ぶ姿を見るのを好きです。だからよく知人に食べ物を作ったり。そんな姿もこの映画に盛り込みたかったです"


- 劇中では、スヒョンに対する話がたくさん出ない。彼女の前事を考えたようだ。

"多情で温かい性分、それ以上を考えました。クォンスギョン監督と一緒に会話を交わして、スヒョンという人物の背景について知るようになりました。スヒョンもドゥヨンのように失敗した有望株だったということ、素早く指導者に転向して、若くして国家代表コーチになったということ。スヒョンとドゥヨンが似た困難を経験し、それでドゥヨンが運動を辞めないように軽く叩くのだと理解しました。ドゥヨンの為にキャリアを諦めるスヒョンの姿が、突拍子もなく見えないことを望みました"


-誰かの為に大切なものを諦めてみたことがあるか? 
"完全に一致する話ではないですが、最近悩みが1つあります。'俳優 パクシネ' の人生と '人間 パクシネ' の人生が衝突すること。アニメ '大切な日の夢' (2011、アンジェフン・ハンヘジン監督) に声で出演したことをきっかけに、第15回釜山国際映画祭に参加しなければならなかったんです。その時母方の祖父が亡くなったのですが、出棺を見ることができなかったんです。心がとても痛かった。俳優としての人生は素晴らしいですが、それだけ私の人生も重要ではないだろうか? 2つの人生を調節するのがいつも簡単ではないです"

 

- 胴着やトレーニングウェアを着た姿もとてもよく似合ったよ。 
"友達に運動選手が多いんです。テコンドー・卓球・ゴルフ選手もいます。最近の女子選手は、トレーニングウェアをとてもカッコ良くてスタイリッシュに着ますね。そんな面を反映して、キャラクターに現実感を与えたかったんです。トークも気さくからぶっきらぼうに変えましたが、実際に映画を見ると、感情が込み上げる山場で声のトーンが高かったんですよ。それがちょっと残念"


- ドゥシクとの口げんかのシーンが面白かった。パクシネがコミカルに見えるというのが新鮮だった。 
"'スヒョンは1人で正劇の演技をする' というクォン監督の指針の下、わざわざコミカルに演技はしていないです。(チョ) ジョンソクオッパがあまりにも話をおいしくされるので、うっかり受け返してそんなリズムが出てきたようです。ジョンソクオッパはアドリブも上手にされます。撮影中に笑いが炸裂して、演技するのが大変なこともありました"


パクシネのフィルモグラフィーを遡ることは、過去10年余りの人気TVドラマを再確認することのようだ。彼女は13歳の時、'天国の階段' (2003~2004、SBS) の チェジウの子役' で登場して顔を知らせ、'美男 <イケメン> ですね' (2009、SBS)、'相続者たち' (2013、SBS) 等を通して、興行まで握った主演俳優にふわりと育った。若いけれどしっかりしている少女から、奥が深くて肝っ玉がある淑女に。いつの間にかパクシネのイメージはこのように変わり、作品を積み重ねてそのイメージはより一層堅固になった。これは熱血社会部記者で出演した 'ピノキオ' (2014~2015、SBS) と優れた能力の医師で出てきた 'ドクターズ' でより一層際立っていた。


- 優しくて正直なイメージが強い方だ。そのイメージについてどう思うか? 
"負担になります。誰にでもひたすら優しい人はいないのではないでしょうか? 私もやはり理由があってこそ善意を施します。そんなイメージを振り払おうと努めるより、良いことに効果的に使えば良いと考えます"

 

- 着実に活動して20代を過ごしてきた。拡張したい演技の領域があるか? 
"ヒューマニズムと社会的メッセージが強い作品に出演したいです。'26年' (2012、チョグニョン監督)、'弁護人' (2013、ヤンウソク監督) のように、私たちが再確認しなければならないメッセージを盛り込んだ映画。歴史の話も素晴らしくて、政治の話も素晴らしい。特にシナリオを読んでみるなら、'また懸命に生きなければならない' という気がする時があります。そんなジーンとして温かい映画に簡単に惹かれます"


- 普段にもよく映画を見るのか? 
"しばらく目と耳が疲れて映画鑑賞を休んだこともありますが、コンディションが大丈夫ならばよく見る方です。'カモメ食堂' (2006、荻上直子監督)、'そして父になる' (2013、是枝裕和監督) のように、穏やかで感動的な日本の映画が好きです"


- パクシネは日常生活の姿も健康なようだ。
"いいえ。保険・積立金のような銀行業務も下手で、習わなければならないことが多いんです(笑) 幼い時から俳優で仕事をしてきたので、習うことが出来なかったものなどを1つずつ満たしたいです。料理に関心が高くて、韓国料理調理士資格を取ってベーキングも習いたいです。人生を健康に維持できるのは、高校の時につきあった友達の力が大きいです。芸能人というよりは、人間 パクシネとして接してくれて有難くて大切です。時々記事を読んで、'パクシネの目に星が散りばめられているので私にも見せてほしい' といたずらをして(笑)"


- 13年間、俳優 パクシネで暮らせた原動力は何か? 
"幼い時は、両親が余裕がなくて、'俳優で仕事をして助けてあげたい' という心が大きかったです。撮影現場に行くのも演技するのも面白かった。10代に入って顔が知らされた生活を過ごすのが大変でした。でも当時は両親のお荷物になるので、不平も働かせることができなかったんです。何年か前に一歩遅れて思春期を体験したようです。何事にも鋭敏に振る舞ったり、攻撃的に反応していましたよ。その時間を体験して、私自ら '他人にいつも良い姿だけ見せなければならない' という心が大きかったことを悟りました。今では人より自分をより惜しんで、幸せに暮らしたいです。それでこそ、ファンと大衆にもより素晴らしい姿を見せることができるので"

 

( キムナヒョン記者の記事を訳 )

 

 

 

magazine M⑤

"ドギョンスには強さと弱々しさが共存する。ルックスも性格も同じだ。'兄貴' でドゥヨンは強いふりをするが、か弱くてふと弱々しく見えるのではないか? 'ドゥヨン’という役にギョンスほどぴったりな俳優は探せないだろう" - チョジョンソク

 

magazine M⑥

"チョジョンソク兄さんは、少し人見知りする性格です。でも僕たちは、初めからお互いに不便なところがなかった。僕が撮影現場の末っ子でしたが、いつも無条件に気を遣って配慮してくれました。僕もジョンソク兄さんを心から愛おしみました。ある瞬間、ジョンソク兄さんが実兄のようでした" - ドギョンス

 

magazine M⑦

"ドギョンスは物静かで落ち着いています。演技する時も同じです。ところが、たびたび考えることもできない面白い話をポンと投げたりもします。チョジョンソクオッパとはまた違う魅力です。2人の '魅力的な男性' の間でとても微笑ましく撮影しました" - パクシネ

 

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今回のインタビュー、シネちゃんの色んな思いが知れて何だかとっても新鮮で楽しかったなぁWハート

『かもめ食堂』、『そして父になる』 と言った日本の映画を好んでくれてとっても嬉しいわムフッ♡

 


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