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[アルハンブラ宮殿の思い出] ゲームを知らない人もドラマにハマる魅力

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'アルハンブラ宮殿の思い出' ヒョンビン、ユーザーXパクシネのNPC…ゲームを知らない人もハマッていく魅力

どこでも見られなかった特別なドラマが視線を引きつけた。剣を振り回すヒョンビンと赤いベールをかぶったパクシネ、時には正体がわからない中世の服の外国人まで。ARゲームを題材に目新しいストーリーを披露して、放送4回目で土日ドラマの強者に登板したtvN 'アルハンブラ宮殿の思い出' (ソンジェジョン脚本、アンキロ演出) だ。これに対して、ゲームを知らない人もハマるという 'アルハンブラ宮殿の思い出' の簡単なストーリー辞典を探ってみた。 

#. ヒョンビンはなぜ剣を振り回すか? (ユーザー)
'アルハンブラ宮殿の思い出' に初めて接すれば、自然に浮かび上がる疑問がある。まさにユジヌ  (ヒョンビン) の手に持たせた1本の剣だ。ドラマのジャンルが史劇でもないものの、成功する投資会社代表らしく頭の先からつま先までファッショナブルなジヌが、なぜ2017年のグラナダの真ん中で剣を振り回すのだろうか? その理由は、ジヌが現在ARゲームに接続した状態で、しばらくゲームを進行中の 'ユーザー (ゲームのプレーヤー)' だからだ。去る4話中、毎回ゲームをしていることを一生懸命見せてくれたジヌと、ゲームの開発者 チョンセジュ (EXO チャニョル)、ジヌとの決闘で敗北したチャヒョンソク (パクフン) 等が現在まで登場したユーザーだ。

 

#. 赤いベールをかぶったパクシネは誰か? (NPC)
去る3話、カフェに座ってメニューをざっと見ている間、耳元に響いた美しいギターの旋律にジヌが惹かれたようで、近づいたステージには赤いベールをかぶった魅惑的な女性がギターを演奏していた。ボニータホステルのオーナー チョンヒジュ (パクシネ) の驚くべき変身に、ジヌが唐突に "チョンヒジュさん" と呼ぶ瞬間、彼の目の前にメッセージが飛び込む。<新しいキャラクターに会いました> と。

放送前から多くの視聴者の好奇心を刺激した '赤いベールをかぶったパクシネ' の正体が、ゲームの中の 'NPC(Non-player Character)' であることが初めてあらわれた大きな課題で、名前はチョンヒジュでないエムマだった。NPCというのは、ユーザーにQuestやアイテムを提供する仮想のキャラクターで、ゲームの中だけで生きて動く。 まだレベルが低いジヌは、彼女と会話さえ出来ずに残念な思いをしたが、ゲームを作り出したセジュが自分の姉であるヒジュの姿をそのまま移したエムマが口を開く初めての瞬間が指折り数えられる。 

 

#. マラガ海賊はなぜ出てきたのか? (Quest)
<カフェ アルカサバ> では、エムマの他にも剣を持った険悪な人相の筋肉質な男 3人に会うことができる。<マラガ海賊> と呼ばれる彼らは、エムマと同じようにゲームに接続した人にだけ見えるNPCだ。何百年も前の身だしなみで笑って騒ぐ海賊を不思議そうに見守り、ジヌにチェヤンジュ (チョヒョンチョル) は、"一度話しかけて見てください" と言った。Questをあたえる役割をするNPCである可能性があるため。'Quest' というのは、ゲームの中のユーザーに与えられる任務で、実行が終われば、ゲームをする時流用した補償やアイテムをもらうことができる。今まさにゲームを始めたジヌの挨拶は、"失せろ、若造! 直ちに死にたくなければ" という言葉で無視されて見る人の笑いをかもし出したが、レベルが高まった後、もらうことなるQuestがどんな新しい面白みをプレゼントするのか関心が集められる。

#. 矢が飛んでくるのにヒョンビンはどうして生きてるのか? (バッファリング=Lag)
グラナダの路地を縫ってゲームに熱中したジヌ。 突然現れたスペインの弓師が矢を飛ばすが、対応するほどの遠距離武器と防具がないジヌができることとは、全速力で逃げることだけ。前後四方で矢が乱れ飛び、ゲームを諦めたジヌが頭を下げるのに、どうしたことか死んだというメッセージが浮かび上がらない。 

いぶかしい心に頭を上げた瞬間、矢が飛んでくる姿、そしてそのまま空に浮いていて、TV画面の上では小さいバッファリング表示が浮かび上がった。インターネットを使う人ならば、誰でも一度は体験してみた接続遅延状態。ゲーム用語では 'Lag:ネットワークを利用するゲームで遅延が発生する現象)' とも呼ばれるこの現象は、矢に囲まれたジヌの生命を延長させ、ドラマファンたちの間では "Lagの祝福" と呼ばれて愉快な笑いをプレゼントした。

一方 'アルハンブラ宮殿の思い出’は毎週土、日曜日午後9時に放送される。

( TVリポート パククィム記者の記事を訳 )


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