先週は用事があったので日曜日にまとめて3,4話の復習記事を上げたけど、今週はまた今日明日とわけて上げたいと思います
とりあえずいつものメディアス記事2つで復習しましょ
'ピノキオ'、したこともされたこともない不思議で切ない告白
ドラマ作家で成功するためには、ロマンスをよく扱うことができなければならない。少なくとも韓国ではそうだ。しかし簡単ではないのだ。数多く作られるドラマで一杯になって溢れるのがラブラインだ。三角関係、四角関係でより合わしてみても、みんなそこにある話だ。恋愛の差別性を想像やり遂げることができなければ決して成功できない。パクヘリョン作家が "君の声が聞こえる"、そして最近放映されている "ピノキオ" で相変らず大衆の称賛を受ける理由がそこにある。パクヘリョンの恋愛は珍しい特別さがある。
パクヘリョン作家のラブラインは目立たないようにユニークだ。ピノキオ症候群であるチェイナ (パクシネ) は、自分もわからなかったチェダルポ (イジョンソク) に対する感情の為に、物の言えない頭を悩ませる。普通の人ならばただ病むことだけすればよいが、ピノキオであるイナはそう出来ない。その感情を打ち明ける前にはしゃっくりが止まらないのだ。だから何を言っても、まるで嘘をついているように見えるのだ。
しかしイナとしては、簡単に感情を打ち明けることもできない境遇だ。ダルポはとにかく法的にイナの伯父だ。また幼い頃から一緒に育って、ただの一度も異性の感情を知らないまま、お互いを '家族' であるというフィクションに閉じ込めていたからだ。その長い間の認識の習慣を簡単に破れないのだ。イナの立場では信じることもできずに、信じないこともできない心のいたずらである。そのようなイナに反転が訪ねてくる。
YGNのメディア信頼度に比べて顕著に不足したMSCでは、プロモーションにイナを新入記者として採用することにした。よりによってそのアイデアを出したのはイナを捨てた母 ソンチャオク (チンギョン) ということが引っかかるが、イナはあれほど望んだ記者になることに決心を固める。ただしその前に解決しなければならないことが、時をわきまえずに出てくるしゃっくりを止まらせなければならないことだ。結局イナは記者になる為に、ダルポに難しい告白を打ち明ける。
イナとしては本当にやり切れない告白であり、つまらない告白だ。震えるが震えることでなくて、告白するが聞いてはいけない告白である。このシーンが本当に興味深かった。そして事実とても悲しく大きな課題でもあった。10年余りわからなかった感情をまさに知るようになったが、その感情を決して自分のこととして受け入れることができない新種のガプトルとガプスンのラブストーリーであるわけだ。
その告白に接するダルポも、胸の内が担がれるのは同じだ。いやむしろ大きい。イナはわからなかったが、今まさに知ることになったので混乱の為にも感情を勝ち抜くが、長い時間イナに対する感情を無理矢理現れないように押さえ込まなければならなかったダルポにとって、イナの告白はどれほど幸せな瞬間であっただろうか。しかしダルポはイナの告白を聞いても聞かないことにしなければならないので、本当にやり切れないだけだ。
もちろんこのまま終わりではないだろう。とにかくダルポとイナは、一滴の血も混ざらなかった全くの他人でなかったか。多少論議があり得るが、ダルポとイナが恋愛するといって倫理的に間違ったことは全くない。ただし長年の時間のように、戸籍に置かれていた伯父と姪がある瞬間男と女として立ち向かう勇気が必要なだけだ。もちろんそこに少なからず、苦痛の濾過を通過しなければならないの当然のことだ。
本当に独特な恋愛には違いない。甥のような年下の男に惚れることや、宇宙人と過去の女が出会うことよりはるかに豪華な想像の所産だ。その一方でロミオとジュリエットのように、'愛してはいけない' 悲劇のモチーフまで備えたので、構成の根元まで深い。そこにダルポの兄がそんなに遠くないところで父の復讐を物理的に犯して兄弟の悲劇まで育っていて、彼らの恋愛はより一層切なくなる万全の準備をしている。ピノキオの愛、ますます興味深くなっている。