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[ピノキオ/피노키오] 5話の復習②.*゚

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ピノキオ5話-イジョンソク・パクシネの明らかな愛と復讐まで特別にさせる作家の力
これほどになれば、<ピノキオ> 症候群といっても良いようだ。復讐する兄弟、お馴染みの三角関係など、<ピノキオ> に登場する仕組みは私たちがよく知っているブロットで構成されている。しかし、こういう明らかな形式さえも特別にさせる力がまさに <ピノキオ> だった。


ダルポとジェミョン、兄弟のそれぞれ違う復讐 ;

愛と復讐という明らかなテーマさえも特別にさせるピノキオの力


'王様の耳はロバの耳' というサブタイトルをつけた5話でも、<ピノキオ> がなぜ多くの視聴者たちに熱狂的な支持を受けるしかないのかを見せてくれた。いわゆるウェルメイドの条件がこの中に全部含まれていたからだ。俳優たちのセリフ1つ1つにも意味が含まれていて、そのセリフとジェスチャーは伏線に位置して細かくお互いを構成していっているという点で特別な面白味で近づいた。


うまく作られたドラマを見れば興奮することになる。このような気持ちは文学作品や映画、あるいは絵や記事で感じることができる快感だ。<ピノキオ> は明らかに大きな幹でマスコミの使命感を物語っている。記者がキレギになってしまい、マスコミの価値を自ら破壊してしまった報道機関が支配する現実で、正しい記者のストーリーを含んでいるという点で、このドラマの柱幹は記者の正義感といえるだろう。


しっかりとした柱と共にこれを支える核心的なストーリーは、お決まりだと表現されることもあり得る復讐と愛が占めている。父の死とその真実を暴こうとする努力は、自然に復讐につながる。ここにどのドラマでも欠かさず登場する多層的なラブラインが <ピノキオ> にも登場する。不思議なのは、こういう明らかな構造を持ったのに視聴者たちが食傷ぎみがらない事実だ。


ピノキオ5話3


全てのことを支えている大黒柱は、キレギになった私たちのメディア環境を赤裸々に攻撃している。こういう大きな梁に視聴者たちが簡単に魅了されることができるお馴染みの形式は、垂木になって1つの雄壮な家を連想させている。重要な原則を損なうことなく、多様な面白味まで失わないという作家の欲は、欲でない当然の能力として発現しているという事実が <ピノキオ> が偉大な理由だろう。


父の遺体を収拾した人がいるという事実を知ることになったダルポは、兄が生きているという事実が幸せだった。父の白骨を収拾した兄 ジェミョンは、もう世の中には誰もいないと思った。弟のハミョンが母と一緒に死んだと考えたジェミョンは、父が生きていることを願った。しかしすでに父は死んでいて、このような状況で彼ができるのは残忍な復讐の他にはなかった。


すべてのものを失わせた原因が何で、どのようにしたら真の復讐なのか悩んだジェミョンは、加害者もやはり同様にその苦痛を感じさせたかった。偶然酒の席で知ることになった過去の工場長と従業員に接近したジェミョンは、工場長を呼び出すのに成功する。財布を利用して工場長を呼び出したジェミョンは、再開発地域のマンホールに落として、彼を徐々に死なせるという。


いくら叫んでみても誰1人聞く者もいないその遥かなところで、徐々に死んでいくしかない工場長。そんな工場長を残忍な存在に作る計画まで組んでおいたジェミョンは、徹底して父が受けた苦痛、そしてバラバラに散った自分の家族のように彼らも破壊されることを望んでいた。ジェミョンのこのような復讐が慄然と近づく理由は、まさにあまりにも善良な姿のためだった。


マンホールの蓋の上にレンガを積み上げて涙を流したジェミョンが、ますます残忍な殺人魔に成っていくという点で、無念で悲しいのは当然だ。消えた父を探す為に全てのことを諦めたジェミョン。ダルポよりさらに賢かった彼は、自分の人生まで捨てたまま唯一の復讐を誓って生きるしかなかった。

ピノキオ5話4
ジェミョンと同じだが、違う方法で復讐を確かめる弟 ハミョンは、自分が本当に記者になって報道することになれば、実名を明らかにすると誓う。記者でもないものが、生半可に訓戒質で非難までするというソン部長の批判でダルポは記者になることに決心した。記者が何か正しく知って、本当に復讐するという確約が立ったからだ。


ダルポは自分ができる復讐は、今や記者になって父の死の真実、そして間違ったマスコミの現実を正すことで代わりにしようとする。彼の確約は、結果的に連鎖殺人犯になるしかなかった兄を取材して、追跡する運命として近づく。事件を取材する過程で、過去の13年前に繰り広がった事件が自然に浮かび上がるしかなくて、このような取材過程でダルポはあれほど探したかった兄と遭遇するしかなくなるということだ。


兄弟の交錯した復讐劇は、従ってより一層興味深く近づく。2人とも自分たちの家を駄目にした彼らに復讐を誓うが、全く違う方法で復讐を始めたからだ。別の道はある瞬間1つになるしかないという点で、兄弟の運命はすでに切なさで近づく。


ドラマには欠かせないラブストーリーも、<ピノキオ> のようにすれば十分に魅力的だ。作為的や意図的設定でなく、自然にそうなるしかないという正当性が存在する愛は、食傷ぎみであるはずがない。運命のように会って、逆らうことができない愛の感情に包まれた主人公の話は、魅力的にならざるを得ない。ダルポとイナの愛に、自然にソボムジョとユンユレが割り込んで、多層的な関係に拡張されるしかないことにも新鮮に近づくのは、まさに作家の爛熟した腕前からだろう。


復讐に対して迷うジェミョンに意図せず復讐の価値と意味を呼び覚ますジェミョンの先輩の言葉は、作家の能力を伺える装置だった。トラックのバンパーがゆがんだ状況を遠回しに言って、間違いを正さなければならないという発言は、自然な伏線と意味ある二重的価値として作用するからだ。自然な状況とセリフを通じて、仕方のない彼らの運命を説明していく過程は単にこのシーンだけではない。


ピノキオ5話5


イナの誕生日という事実を知っていたダルポは、復讐を誓いながらも敵の娘の為にケーキを買う。しかし、家が近づいてもう一度心が揺れて、イナの為のケーキはバスの中で出会った見ず知らずのおばあさんに渡す。しかし家に帰ったそこには、自分がおばあさんにあげたケーキがまた戻っていた。イナの父のダルピョンが紹介料なしで家を紹介したお礼にケーキをプレゼントされたからだ。


この状況の直前に、屋上でイナはダルポに好きだと告白した。そうしなければしゃっくりが止まらなず、しゃっくりが続けば、母の提案を受け入れることができないのでイナは勇気を出して告白した。忘れると、そうやって忘れるべきだと考えた彼らだが、家の中に戻ってきているケーキは、彼らが決して別れることができない運命であることを強烈に暗示していた。


イナの家族は自分の家族でなく復讐の対象だと考えたダルポは、自分の為に薬を買ってきてくれた彼らの姿を見て家族とは何かを考え直させた。ジェミョンがただ復讐にだけ執着するのとは違って、ダルポは家族の意味を考え直して本当に正さなければならないことが何なのかを別の方法で探すようにするという点で作家の力が感じられる。

お互いに違った道を通じて1つのテーマに触れ合うようにする方式は、対決構図を自然にさせるという点で重要だ。すでにすべての技術的な内容がすべて知らされている状況で、これをどのように新しく組み合わせて導いて、特別なこととして作るかが本当に作家の力だ。そうした点で、<ピノキオ> のパクヘリョン作家は特別だ。

周辺人物を通じて、ドラマに笑いと穏やかな愛を伝達して、主人公を通じて激しいテーマ意識を視聴者たちに知らせているという点で、作家はすでに視聴者たちとの駆け引きで完璧に優位に立っている。限られた構造の中で、様々なタイプの面白味を作り出したパク作家は、素晴らしい建築家のような面目を誇示している。









一番可哀想な人生を送ったのはジェミョンだね号泣

かなり優秀なお兄ちゃんが復讐を考えるしか生きる希望がなかったんだものふきだし・・・




偽の名前で生きるしかなかったダルポはまだ幸せな方だ汗

温かい家族に出会えて、苦しいながらも愛とは何かを感じることができてるし・・・・


やっぱりマンホール殺人を通して兄弟の再会になっちゃうのかと思うと、今から覚悟しておかないとデス






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